樹が邪魔した日＊ ページ32
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どうやら今日は樹くん、番組の企画で島に行ってるらしく、昼間はその島からの海を臨んだ画像がジェシーのスマホに送られてきた。
大変そうだねぇ、なんて他人事のように二人で話して、ご飯を食べて、お風呂に入って。
ジェシーと二人、ゆったりと過ごす夜。
全部やることを済ませれば、あとはすることなんてひとつしかない。
「ね、いいでしょ？」
顔にかかった私の前髪を優しく払って、熱の篭った視線を絡めるジェシー。
いいよ、以外に返す言葉なんてない。
甘くて優しい口づけが、だんだんと深いキスに変わって、二人の舌が絡み合う音と息遣いだけが部屋に響く。
夜とはいえ7月、じんわりと額を伝う汗と、私の口端から溢れるどちらのか分かんない唾液。
ぽつり、ってＴシャツにシミを作って溢れるそれを見て、脱いじゃおっか、ってあなたに剥がされて。
雪崩れるようにベッドに二人してもつれ込んで、お互いを求めるの。
「あー、やべぇ、気持ちイイっ…」
『っ、ジェシー、好きっ…！』
「んふふ、俺もだよ。俺はね、だぁいすき。」
まるで自分の形を覚えさせるみたくゆっくり律動を始めて、イイところをゆっくりとなぞられる。
「俺が唯一勝てる我慢大会しちゃおっかなぁ？」
『や、だっ、』
ジェシーが唯一勝てる我慢大会、欲しがっちゃダメってやつ。
入れようとしてやめたり、かと思えば入り口を出たり入ったり。
その間も柔らかい舌で私の身体を楽しんで、そんなの欲しがるなって言う方が無理じゃない。
「ジェシー、ちょうだい」って声が出そうなところで、タイミングがいいのか悪いのか、着信を告げたのは彼のスマホ。
「あー、樹じゃん。しかもテレビ電話だし。
ちょっとA、体勢交代して？」
私の上に跨ってたジェシーがくるりと位置を変えて、寝転がったジェシーの上に私が乗る形に。
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まるちゃん(プロフ) - りょうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！Twitterの方にもお二人のお話たくさんありますのでぜひ遊びに来てくださいね(*´꒳`*) (2023年3月1日 10時) (
レス) id: b0a219297e (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 末ズ担なので森本さんの作品に続きこちらも一気読みしちゃいました…！素敵なお話ありがとうございます！！すっかりまるちゃん様のファンです！何度も読み返します(*^^*) (2023年3月1日 2時) (レス) @page50 id: 57a859145d (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - まぐろさん» コメントに気づかず、申し訳ありません！目黒さんの方にも幸せになって欲しい！ってコメントくださってましたもんね(*´꒳`*)こちらでは、存分に幸せになっていただきました！♡ (2022年1月7日 22時) (レス) id: b435b572fa (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - ジェシーが幸せそうで嬉しいくなりました！何回も読み直すほど大好きです！ (2021年12月18日 22時) (レス) id: 413233b421 (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - maru05032さん» 嬉しいコメントをありがとうございます♪どちらが先に出せるかはわかりませんが、楽しみにお待ちくださいね(*´꒳`*) (2021年10月10日 11時) (レス) id: b435b572fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるちゃん
| 作成日時：2021年9月22日 19時
