あざとい日 3 ＊ ページ16
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「ねぇ、今日も勝負する？」
『いいけど、絶対私が勝つもん。』
するり、とジェシーのハグから抜け出して、向かい合うようにジェシーのあぐらの上に座る。
そのまま腕を取って、指を絡めて。
いつもなら見つめあって、焦らすとこだけど、今日はそんな気分じゃなくって。
「んっ、それ、は、ずるくない？」
『ズルくない。見つめ合いの勝負なんて言ってないもん。』
指を絡めたまんま、身体をくっつけあって、最初っからそのふっくらした唇にキスを落とす。
ちゅ、ちゅって音を立てながら何度も角度を変えて、どうぞ、って言わんばかりに彼が開けた隙間から舌を差し込む。
そのまま熱い舌を絡めあって、ゆっくりとなぞられた上顎の快感に腰が揺れて、その下に感じる、やんわりとした芯。
『んふふ、私の勘違いかなぁ？』
「んー、勘違いじゃないかもねぇ？」
ちょっと意地悪してやろう、って思ってわざとそこに当たるように腰を揺らせば、ハッキリと感じる芯を持ち始めた硬い熱。
先を期待して、ソレを微震させるジェシーが可愛くって、また私からキスを落とす。
唇を離せば、小さく吐息を吐き出して、熱の籠った瞳で私を見つめるジェシー。
『んっ、ジェシー、当たってる…』
「しょーがないじゃん、Aが可愛すぎてすぐこんなことになっちゃうの。」
ふふ、って優しく、今度は恥ずかしそうに笑った彼から与えられる口づけ。
2人の吐息が絡めば、深くて甘い、夜の始まり。
ジェシーくんと、紡ぐ日々。
あざとくて可愛い、なんて言われる私だけど、あなたがいるから可愛いの。
あなたのために可愛くなりたいし、あなたのためならどんな私にだってなれるの。
あなたは私との勝負に勝てない、っていつも言うけど、私だってそう。
ホントはいつだってあなたのカッコ良さにドキドキしてるんだよ？
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まるちゃん(プロフ) - りょうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！Twitterの方にもお二人のお話たくさんありますのでぜひ遊びに来てくださいね(*´꒳`*) (2023年3月1日 10時) (
レス) id: b0a219297e (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 末ズ担なので森本さんの作品に続きこちらも一気読みしちゃいました…！素敵なお話ありがとうございます！！すっかりまるちゃん様のファンです！何度も読み返します(*^^*) (2023年3月1日 2時) (レス) @page50 id: 57a859145d (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - まぐろさん» コメントに気づかず、申し訳ありません！目黒さんの方にも幸せになって欲しい！ってコメントくださってましたもんね(*´꒳`*)こちらでは、存分に幸せになっていただきました！♡ (2022年1月7日 22時) (レス) id: b435b572fa (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - ジェシーが幸せそうで嬉しいくなりました！何回も読み直すほど大好きです！ (2021年12月18日 22時) (レス) id: 413233b421 (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃん(プロフ) - maru05032さん» 嬉しいコメントをありがとうございます♪どちらが先に出せるかはわかりませんが、楽しみにお待ちくださいね(*´꒳`*) (2021年10月10日 11時) (レス) id: b435b572fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるちゃん
| 作成日時：2021年9月22日 19時
