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思いのほか、なにもやることがない休日。
何もなさ過ぎて取りあえず家事をしていたら、すぐに終わってしまった。
……うん。暇だ。
ソファーに座って、なんとなくスマホをいじる。
今、洗濯機が回り終わるのを待っている。
早く洗濯終わんないかな……
生まれて初めてそんなこと思ったわ。
仕事だとかなりいろいろ追われてるけど、家にいると家も家でやることないんだな……
私、家でいつも何してたっけ？
そんなことをぼーっと考えていると、洗濯機が洗濯を終えたという音が鳴った。
ゆっくり洗濯物を洗濯かごに突っ込み、ベランダに出る。
ちなみに、私の家は団地の二階。
団地って言ってもかなり新しくて綺麗だけどね。
物干しざおに洋服を慣れた手つきで干していく。
……洗濯物干し終わったら何しようかな……
そんなことを考えながら洗濯物を干していると、
ジェシー「……Aさーん！！！」
「……？……え？ジェシーくん？」
ふと、ジェシーくんの声が聞えた気がした。
思わずパッと振り返ると、そこには涼しげな洋服を身にまとい、自転車にまたがっているジェシーくんがいた。
ジェシーくんは、私に向かって大きく手を振っている。
私は少しベランダから身を乗り出してジェシーくんに声をかける。
「ジェシーくんごめん！！今日優吾いないんだけど……」
ジェシー「知ってる！！」
「……え？」
ジェシーくんから返ってきた予想外の返事に思わず驚いて身を乗り出してしまう。
ジェシー「だぁー！！Aさん危ない！！」
「いや落ちないって！！」
私は笑いながら言うと、ジェシーくんはニコッとした笑みで言う。
ジェシー「…俺、Aさんのこと迎えに来たの！！」
「……え？」
ジェシー「うわぁ〜！！だから危ないってAさん！！…いいや、俺そっち行くね！！」
目の前の状況についていけてない私をよそに、ジェシーくんはあっという間に自転車を置いて団地の階段を駆け上がった。
そして鳴るインターホン。
私は慌てて玄関に向かって、ドアを開けた。
そこにはやっぱり、ジェシーくんが立っていた。
……てか、やっぱりってなんだよ。
ジェシー「やっほAさん！！」
「…いや、ジェシーくんあの…どういうこと？」
思わず直球で聞いてしまう。
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すのうHIINA - シュガーリップさん» シュガーコメントありがとう！！神作品……////更新頑張るね！！シュガーも頑張って！！ (2023年1月20日 20時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ(プロフ) - この神作品…ヤバすぎる…！！更新、楽しみにしてるね！！ (2023年1月20日 20時) (レス) @page3 id: aff71d2237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2023年1月20日 20時
