この音に乗せて (ページ8)

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1年の時からお昼の時間は屋上で4人で食べていて、今日から松村くんも加わった。

｢そうだ、今日カラオケ行かない？？｣

｢え、行く！行くいく！！｣

樹の提案に浅葱が賛成する。

｢はい決まり～。北斗も来る～？｣

｢じゃあ行こっかな。｣

｢Aも来るよね??｣

本当はカラオケとか好きじゃないけど、みんな知っているから歌わなくて済むから、このメンバーの時は断ることはない。

｢行く。｣

内心松村くんも来ることが嬉しかったりする。

｢じゃあさ、ジェスとか翔太も呼ばない？｣

｢ナイスアイデア。なんなら康二とか目黒も呼ぼうよ。｣

｢おっけ、連絡してみる～。｣

そう言ってしんちゃんと樹は各々スマホで連絡を取り始めた。

｢ま～た友達増えるじゃん！！良かったね。｣

｢うん。嬉しい。｣

｢え、！Aが素直に嬉しいって言った！浅葱ちゃん感動！！｣

｢大袈裟笑何人増えても浅葱は私の一番の大親友だけどね？｣

｢嬉しすぎる～もう大好き～！！｣

私と浅葱のやり取りを密かに3人とも見守っててくれてたみたいで、しんちゃんなんか、｢よし！もっと友達ふやそう作戦作るぞ！｣とか意気込んでた。