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｢A、なんか嬉しそうだね。｣
｢別に〜。｣
｢分かった、なぎさん帰ってくるんでしょ。｣
｢え、なんで分かるの？というか、そんなに顔に出てた？｣
｢Aがその顔する時いつもなぎさん帰ってくる日だもん。何気にAもなぎさんのこと大好きなんだね〜。｣
｢あんな人、好きじゃないし。｣
｢嘘だね〜。｣
そう、別に好きじゃない。お母さんとも思っていない。
でも、やっぱり、家に帰ってくると思うと、嬉しくなってしまうのは家族だからだろうか。
｢今日一緒に帰れる？｣
｢あ、松村くん。ごめんね、今日は急いで帰らなくちゃいけないの。｣
｢あれ、用事あるって本当だったんだ。｣
｢嘘はつかないよ笑｣
｢お出かけ？｣
｢ううん。夜ご飯作るの。｣
｢放課後すぐ帰って作ったらもの凄いご飯が出来ちゃうね。｣
松村くんは冗談交じりに言って笑っていた。
｢お母さんが、帰ってくるの。｣
そんな、松村くんを見ていたら私のことを話してもいいかなと思ってしまった。
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kiki(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年6月16日 13時) (
レス) id: 7c1277aca9 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！ (2020年6月8日 1時) (レス) id: edbee8e2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キ キ | 作成日時：2020年6月4日 20時
