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「ん!凄く美味しい!!」

「良かった。こないだジェシーと来た時に気に入ってAちゃんと食べたいなって思って。」

「ジェシーくんと?」

「俺ら実は仲良いから笑」





ここは、スパゲティのお店で、静かな雰囲気にコーヒーのいい匂いが漂っている。


隠れ家だね。なんて松村くんは言う。


私たち以外にカウンターに座っているスーツのお兄さんと、奥の席に新聞を読んでいるおじいさんしか居ない。




「ここ、私も気に入っちゃった。」

「また、来よう。」


私たちはお店の真ん中のテーブル席に座っていた。

その会話が聞こえたのか、




「気に入ってくれてありがとう。」

1人でお店を経営してるのだろう店長さんが、話しかけてきた。

「確か、北斗くんだったかな?勝手にお話聞いちゃってごめんね。こないだも来てくれてたから覚えちゃったよ。いつもありがとうございます。」



その人は松村くんの方を見て微笑みながらそう言った。


「こちらの女性は、彼女さん?」



今度は私の方を向く。




「いや、そんな!彼女だなんて。ただの友達です。」


「はは笑そっか。あ、僕は渡辺涼太と申します。ここのお店の店長をしています。是非また来てくださいね。」


「はい。絶対また来ます。」




そう言うと、ごゆっくり〜なんて言ってカウンターの方へ戻って言った。



松村くんは既に食べ終わったのか私の方を見てニコニコしている。



「ごめん、すぐ食べるね。」

「ふふ。ゆっくりでいいよ。」

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kiki(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年6月16日 13時) (レス) id: 7c1277aca9 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年6月8日 1時) (レス) id: edbee8e2a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キ キ | 作成日時:2020年6月4日 20時

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