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服屋さん 、靴屋さん 、アクセサリー屋さん
女の子の私にはどれも輝いて見えて
とても素敵なものに見えた 。
可愛らしいスカートやワンピース
どれもこれも可愛らしいものばかり
彼の手をとって私は一日中
ショッピングセンターを堪能した
彼は面倒くさそうにすることもなく
退屈そうにすることもなく
ただひたすらに
私の笑っている顔を見て幸せそうに笑っていた
「 楽しいです？ 」
「 うん生きててよかったって思うくらいに 」
「 それは良かった 」
パンケーキを頬張る私を目の前で
じっと見つめている
恥ずかしくて目は合わせられない
私は黙々とパンケーキを食べた
「 この後少し行きたいところがありまして 」
「 散々付き合って貰ったんです
全然構わないですよ 」
「 ありがとう 」
そう言ってふにゃと笑う彼
皆の前で 、そんな顔しないのに
あれもこれもそれも全部私だけが知っている
彼の顔 。
今だけ必要とされていることが嬉しくて
何より彼の目に私だけが映っている
それだけで幸せな気持ちになれた 。
時折 、彼は敬語を忘れてタメ口で話してくる
それも微笑みながら言ってくるもんだから
私の心臓が持たないったらありゃしない
「 は 、早く行きましょ 」
「 そんなに急がなくてもいいのに 」
.
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彼が訪れたのは
小さなアクセサリー屋さん
色んな色の数珠が輝いていて
どれもこれも素敵だった 。
彼は店の中へ入るや否や
飾られている商品になんて目もくれず
一目散にレジの前へと行き 、何やら店員さんと話をしていた 。
特に盗み聞きする趣味をもちあわせていないので
素敵に飾られたそれらをじっくりと見ていく
こういうの好きなんだなぁ 。
「 いつもありがとうございます 」
「 こちらこそありがとう 」
紙袋を1つ手に持って
彼は私に近付いてきた
用事は終わったのだろうか
私は見ていたネックレスから目を離して
彼を見つめる
彼は嬉しそうな顔をしながら
持っていた紙袋を私に差し出した
その行動に私は頭の上にハテナを浮かべる
「 僕からのささやかなプレゼント
気に入ってくれるか分からないけど 」
「 プレゼント… 」
紙袋を彼から受け取り
チラッと中身を見る
中にはひとつの箱が入っていた
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続く (更新停止中)
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もぶ - 最後の更新3年前...(泣) 続きめっちゃ気になります！！！！よかったら続き書いてください🥺 (5月3日 10時) (
レス) id: 3f3d41db07 (このIDを非表示/違反報告)
てんどん。(プロフ) - この作品好きすぎます！！！良かったら続き書いて頂きたいです。。！！いつでも更新お待ちしております！！！！ (2023年2月14日 4時) (レス) @page9 id: 8bf00698fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作成日時：2021年8月8日 15時
