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「 今日は何してあそぼう 」
「 付き合いますよ 」
暇そうに私はバーカウンターの机の上に座っては
足をぶらぶらと動かしている
生憎 、一般人でもないし
ヒーローでもない 。私たちは凶悪な
敵連合なので
安易に外を出歩けない 。
トガちゃんは個性があるから誰かに化けて遊びに行けるんだろうけど 、、
「 買い物とか…してみたいな 」
「 …… 、 」
私がそう言うと彼は唇をかみ締めた
なんで君がそんな泣きそうな顔するのさ 。
そう言って揶揄って笑いたかったけれど
とてもそんな空気には思えなくて
私は開きかけた口を閉じた 。
その代わりに彼の頭を静かに撫でてあげる 。
「 行きましょうよ 、お買い物 」
「 …私は敵だよ… 。騒動起きちゃうよ 」
「 顔が見えなければ大丈夫ですよ 。
フード被ってマスクして 。ほら行きましょうよ 」
そう言って彼は私に手を差し出した 。
絶対バレないって保証はないし
何らかの形でバレてヒーローが襲撃なんて
話は正直笑えない 。
特別 、攻撃系の個性でもないので
そんなことになってしまっては対応もできない 。
行きたいのは山々だ 。
ショッピングだなんて何年も行っていないから
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「 ままこれ 、ほしい 」
「 今日だけだよ 」
彼女が 、
母親が私に最初で最後に買ってくれた
ネックレス 。
ガラスの中で光る��ソレ��は
私の胸を高鳴らせて 、目を輝かせた
美しいものを身につけている 。それだけで
とても幸せな気持ちになった 。
「 …っわ！？ 」
「 ほら 、毎日こんな所にいても
退屈でしょう？？ 」
いきなりフードをかぶらされマスクを付けられ
たかと思うと手を引かれて
扉の外へと飛び出した 。
突然の事で頭が追いつかない
見えているのは眩しい光と
もう何年も見ていなかった外の風景だった 。
基本的にアジト移動でも 、話し合いの時でも
黒霧に飛ばしてもらっていたから
光を浴びるというのが
ここ数年なかった
目を窄める
太陽ってこんなに眩しかったけ？？
こんなに暑かったけ？？
「 どこに行きたいですか？？ 」
嬉しそうに貴方は笑って
私に聞いてきた 。
そんな顔みたら怒る気力も無くなったよ
「 ショッピングセンターがいい 」
「 了解ッ 」
そう言って笑うもんだから
私もつられて笑ってしまった
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もぶ - 最後の更新3年前...(泣) 続きめっちゃ気になります！！！！よかったら続き書いてください🥺 (5月3日 10時) (
レス) id: 3f3d41db07 (このIDを非表示/違反報告)
てんどん。(プロフ) - この作品好きすぎます！！！良かったら続き書いて頂きたいです。。！！いつでも更新お待ちしております！！！！ (2023年2月14日 4時) (レス) @page9 id: 8bf00698fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作成日時：2021年8月8日 15時
