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「 Aちゃん 、恋してますねぇ？ 」
「 恋？？？ 」
アジトでゴロゴロとくつろいでいると
トガちゃんが頬を赤らめて
なんの前振りもなく私にそう聞いてきた 。
その言葉に思わず私は動きを止める
特に恋してる気持ちでも無いが…
どういうこと？？と首を傾げて聞くと
彼女の口は弧を描いた
「 Aちゃん恋する乙女の顔なのです 。
出久くんに恋する私と同じ 、恋する乙女は
可愛いのです 。
血ちゅーちゅーさせてAちゃん」
「 恋する相手もいないよ…一体誰さ 。」
「 私わかるの 。
ホークスに恋してるデショAちゃん 」
��ホークス��
その言葉は彼女の口から出てきて欲しいようで
いちばん出てきて欲しくない
言葉だったのかもしれない 。
肩をビクつかせた私にトガちゃんは 、
ニヤリとまた赤らめて笑った
図星？？？
私は彼が好きなのだろうか
傍から見ればそう見えるのだろうか 。
彼と話すのは確かに楽しいし
彼といると確かに落ち着く 。
それを好きというものなのか
自問自答しても答えは出るはずなくて
頭の中でグルグルさまよっている
「 好き 、じゃないよ 」
「 嘘です 。Aちゃん乙女の顔です 」
トガちゃんは嬉しそうに笑ったかと思えば
次は悲しそうに眉を下げて笑った 。
どうしたの 。と頭を撫でてやれば
トガちゃんは私の胸に飛び込んでくる
なんか初めての行動すぎて
どうしたらいいのか分からない
あわあわしながらも私は彼女の頭を撫でた
これで落ち着くのだろうか 。
私は母親にこういうことをされた事がないから分からないけれど 。。
「 Aちゃん
ホークスのところ行っちゃうのですか 」
「 ッ？？
ホークスの…ところって…？？ 」
「 彼がもし 、ほんとうはヒーロー側で
私達を裏切ったとして 。
彼があっちに行く時あなたも
あっちに行ってしまうのですか 、 」
ギュッと私の体をキツく抱き締めるトガちゃん
彼女の声は震えたようにも聞こえた
何故だろうか
すぐにどこにも行かないよ 。の言葉が出ない
私はあの人が好き？？
あの人がヒーローなら私はあちら側へと行ってしまう？？
ううん 、
「 うん 、トガちゃんの言う通り
私彼が好きなのかもね 。
だけどねトガちゃん
私はあの人の味方にはならないよ 」
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もぶ - 最後の更新3年前...(泣) 続きめっちゃ気になります！！！！よかったら続き書いてください🥺 (5月3日 10時) (
レス) id: 3f3d41db07 (このIDを非表示/違反報告)
てんどん。(プロフ) - この作品好きすぎます！！！良かったら続き書いて頂きたいです。。！！いつでも更新お待ちしております！！！！ (2023年2月14日 4時) (レス) @page9 id: 8bf00698fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作成日時：2021年8月8日 15時
