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「 無線入ったんで行ってきます 。
またヒーローのお話しましょうね 」
「 うん 。また聞かせて 」
彼はそう言うと赤い翼を広げて
飛んでいってしまった
そんな彼を見えなくなるまで見つめた
もし私も貴方のような境遇で産まれたのなら
きっとヒーローになれたんだろう
私には縁のない話だ 。
もし彼がヒーロー側だったとしても
私は裏切っただなんて思わないし
��あぁやっぱりそうだったんだな��と思える
あんな目をしておいてヒーロー嫌いだなんて
誰が思う？？？
貴方があちら側なら
私は全力で守ろうじゃないか
それがこの世界の私ができる唯一の
ヒーローってやつなんだと思う 。
「 ヴィランがヒーローぶんなよ 」
そう吐き捨てるなり私はみんなの元へ戻った 。
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「 あれ？ホークスは？？ 」
「 どーやら立て込んでるみたい 。
飛んでっちゃったよ？？ 」
「 そうなのか 。 」
トゥワイスは少し残念そうな顔をするなり
またテレビへと目を移した
そこに映し出されていたのは
紛れもない 。
あの"Ｎｏ．３"のホークス
画面の中の彼も
おちゃらけたような子供っぽく笑う
彼のまんまだった
ひとつ違うといえば
私達とはまた逆の立場にいるという事だ
「 此奴を好きにさせるのか 。
ある程度制限掛けといた方がいいだろ 」
「 大丈夫だ 。此奴はただの駒
使うだけ使って最後に捨てるから安心しろ 」
「 … 、」
その言葉に胸が痛んだ
もし仮に彼が本気でヒーローを嫌っていて
ヴィラン側に付きたがっていたら 。
弔のこの気持ちは考えは
彼にはとても残酷なもので
私は顔を俯かせる他なかった
その言葉にトゥワイスもまた然り
悲しそうに顔を俯かせている
誰も彼を本気で仲間だと思っている奴はいない
そう言われているようだった
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もぶ - 最後の更新3年前...(泣) 続きめっちゃ気になります！！！！よかったら続き書いてください🥺 (5月3日 10時) (
レス) id: 3f3d41db07 (このIDを非表示/違反報告)
てんどん。(プロフ) - この作品好きすぎます！！！良かったら続き書いて頂きたいです。。！！いつでも更新お待ちしております！！！！ (2023年2月14日 4時) (レス) @page9 id: 8bf00698fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作成日時：2021年8月8日 15時
