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ちなみに、俺の恋人が女になったのは、本当の事を知らない人が勝手に解釈したからだそう
「ちゃんと可愛い人って言ったらしいんだけど、可愛い＝女みたいな思考の男子が多かったんだって」
と、さっきスングァンに聞いた。
シュアには申し訳ないことしたなと思う。
丁度、一段落ついたと思ったら朝休みが終わる音が鳴って、シュア本人から
「もう切るね、色々と大変そうだし。頑張ってね」と言われた。
俺が止めたんだけどもう遅くって．．．で今、クラスの男子にキレてるとこ。
『ほらぁー！！ 俺の恋人 電話切っちゃったじゃ〜ん』
『お前らのせいで仲悪くなったらどうしてくれんのさぁ！！！』
「急に人格変わったな」
「隠すつもりじゃなかったのかよ」
はいぃ？ｲﾗｯ
『おめぇらがバラしたんだろうが！！！』
「それとこれとは別だろ」
『あ？ なんか言ったか？(圧)』
「なんでもありません」
「ユンジョンハン、お前一旦落ち着け」(先生)
時間が経ってもう午後に。
「よ〜し、皆、席につけ〜」
「はーい」
「今から二週間後に迫った体育祭の種目決めするぞー」
体育祭？．．．二週間後．．．！
『ヤッター！』
「ジョンハン、うるさいよ？w」
体育祭！ やっとだ！ 授業しなくて良い日！←
勉強するぐらいなら体動かしたい派だからめっちゃ嬉しい！
『俺、去年出てないから余計楽しみ！！』
「わかったから落ち着け。ユンジョンハン」
「マジで今日のジョンハン情緒狂ってんな」
「仕方ないよ」
この学校は 一学年八クラス でできていて、Ａ組〜Ｈ組まである。
それぞれ、同じクラスで「団」を組む。
例えば、一年Ａ組 二年Ａ組 三年Ａ組 で一団。
そして三年生の代表がくじを引き、出た色が団カラーとなる。
こうしてできた団で戦っていく。
『先生！ 俺らＦ組って何色ですか？』
「あ、僕も気になってた！ 何になったの？」
団カラーには、赤 青 黄 緑 紫 桃 橙 白 がある。
「我らがＦ組の団カラーは．．．黄色だ」
「 「 「 おぉおお… ！ 」 」 」
「多分、最下位にはならんだろ」
『そうだね、強くもなく弱くもない的な？w』
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作者名：K−Couhi | 作成日時：2022年8月27日 15時
