五章 [You're so beautiful] ページ5
MINGHAO Side
ガチャ、と扉の音がして誰かが帰ってきたことが分かった。
急いで玄関へ向かう。そこには綺麗にメイクもして綺麗な服を着たハニヒョンがいた。
あまりの綺麗さに少しの間止まってしまう。
JEONGHAN「あまり見詰めないで、照れちゃうよ」
MINGHAO「本当に綺麗だ…」
そういうと顔を覗き込んできて軽く触れるだけのキスをされた。
いきなりのことに驚いてハニヒョンの後姿をボーっと眺めた。
いつもはヒョンからしてきてくれるなんて余り無いのに。
行為のときくらいだ。
もしかしたら明日世界が終わってしまうのではないのだろうか。
そう考えてしまう。
JEONGHAN「ハオ〜」
先ほどのことがあったから怖がりながらもハニヒョンの部屋の前まで行く。
恐る恐るドアから顔を出してみると、いつもとは違う疲れたようなハニヒョンがベッドに横たわっていた。
JEONGHAN「ハオ何してるの？」
眠たそうな目を向けて、少し笑うヒョン。
その顔はすごく綺麗で抱き締めたくなるような笑顔だった。
ゆっくり近づいてハニヒョンを抱き締める。
MINGHAO「お疲れ様ヒョン、スンチョリヒョンと何かあったの？」
JEONGHAN「ううん。何も無い」
MINGHAO「なら何で泣いてるんですか」
貴方が流す涙は、いつも綺麗で儚い。
そういって、強く抱き締めた。
でもその時僕はハニヒョンが流した涙の意味をちゃんと分からなかったんだ。
後悔なんてしたくないのに。
______夜
僕は部屋でまだ残っている作業を終わらせながら、幼いころからの日記を開く。
昔は何て書いているのか分からないくらい汚い字だったなぁ、なんて思いながらぱらぱらとめくっていく。
MINGHAO「お腹空いた…」
そう思い部屋から出て、リビングへ出ようと扉に手を掛ける。
JEONGHAN「何言ってんの？少しは考えろよ…」
喧嘩と思われるハニヒョンの声が聞こえてきた。
多分あっちを向いて話してるから、こっちの存在には気づいていない。
そんな事にまで胸が苦しくなって、床に座り込む。
無情に冷たい床は僕の体温を奪っていく。
途中から寒気がして両腕で自分を抱きかかえるようにして俯く。
いつのまにか僕は意識を手放していた。
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いろは (元 凜)(プロフ) - 面白いです！こういう設定の物好きなので読んでて面白かったです！ (2019年6月10日 18時) (
レス) id: d1b938189b (このIDを非表示/違反報告)
ARMYです！ - ハオヤー！ジュナー！ (2018年9月14日 18時) (レス) id: 33f7dece84 (このIDを非表示/違反報告)
主 - 、さん» すみません。直しました。ちゃんと表示なくなっているでしょうか？フラグが何度試しても外れなくて…。パソコンのバグでした。すみません。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: e6da269ced (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。ルールをちゃんと守りましょう (2018年8月21日 15時) (レス) id: 899b0bd042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 兎 | 作成日時：2018年8月21日 13時
