四章 [You're so beautiful] ページ4
JUN「ん…」
何時間たっただろうか。
俺は疲れからか、眠ってしまっていた。
真っ白なシーツはホシの香水が染み付いていてあまりにも甘すぎる香りに顔をしかめた。
ムクッと起き上がって携帯を開く。
すると、友達であり、取引先のスンチョリヒョンから電話が入っていた。
スンチョリヒョンはよく夜の街へ出かける中で、俺らがよく行っているそういう店のジョンハンという人と付き合っているらしい。
ハニヒョンはすごく綺麗な人でこっちも惚れてしまいそうになる。
HOSHI「ジュンフィ様〜、スンチョル様がお越しでいらっしゃいます」
JUN「分かった。通していいよ」
スンチョリヒョンはこれでもかというほど、金持ち感がない。
俺はよく金持ち感が出ていて近寄りにくいといわれるがスンチョリヒョンはそうでもないのだ。
SeungCheol「よっ、ジュナ」
JUN「あ〜ヒョン、来たんですね」
SeungCheol「おう。今日ジョンハナいるけど大丈夫か？」
JUN「はい全然大丈夫ですよ」
そういうと扉から控えめに顔を覗かせたヒョン。
可愛い…。
スンチョリヒョンは幸せ者だな、なんて思いながら机へ案内する。
JUN「どうぞ。お茶待ってくださいね」
JEONGHAN「大丈夫です。あ、…スンチョラ」
そういってヒョンの腕をつんつんしだす。
二人で顔を見合わせた後に深刻な顔をして俺をみた。
どうしようもないこの空気感が嫌でお手洗いだとか理由を付けて抜け出したかったのだけど、スンチョリヒョンの目が何かを物語っていて、動けなかった。
SeungCheol「ジュナ、御前に話したいことがある」
JUN「なんですか…」
SeungCheol「ソ ミョンホって知ってるか？」
その瞬間目眩がして頭が痛くなる。
いても経ってもいられず、俺は知らないフリをした。
JUN「誰ですかその人」
JEONGHAN「会いたがっています。今夜の１０時半俺のお店に来てほしいと」
JUN「…っ」
SeungCheol「頼む。会ってくれないか？」
ハニヒョンがなんで涙目になっているのかも分からない俺は即座に場を切り抜けたかったためokを出した。
満足したのかハニヒョンは多額のお金を渡してくる。
…こいつも金持ちか…。
JUN「なんでこんな大金…」
JEONGHAN「あの子に渡してやってください」
そう答えるハニヒョンの目は真剣で断りようがなかったので仕方なく受け取り、胸ポケットに入れた。
今日もあの夜の街へいけるのか。
ミンハオ、…俺は御前にあっていいのか？
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いろは (元 凜)(プロフ) - 面白いです！こういう設定の物好きなので読んでて面白かったです！ (2019年6月10日 18時) (
レス) id: d1b938189b (このIDを非表示/違反報告)
ARMYです！ - ハオヤー！ジュナー！ (2018年9月14日 18時) (レス) id: 33f7dece84 (このIDを非表示/違反報告)
主 - 、さん» すみません。直しました。ちゃんと表示なくなっているでしょうか？フラグが何度試しても外れなくて…。パソコンのバグでした。すみません。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: e6da269ced (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。ルールをちゃんと守りましょう (2018年8月21日 15時) (レス) id: 899b0bd042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 兎 | 作成日時：2018年8月21日 13時
