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ジョンハンとは中学からの同級生でそれなりに仲がよかった。だから自分で言うのも何だけど、なんとなくうまくいくと思っていた。もちろん自分の容姿に自信がある訳ではなく、他の女の子と違ってわたしはジョンハンとの距離が近いと思っていたから。

中学の時は何とも思っていなかったジョンハン。だけど高校生になってから、色気付いてきたのか意外と男らしい所ある…?という箇所が増えてきた。それからあまり意識して見てこなかったけど、意外と運動ができる所とか、頭がいい所とか、よーく見てみると顔のパーツが整っている所とか。日に日にジョンハンへの感情が変わっていく事に自分でも驚いた。

卒業式当日。大学が違う事はもう知っていたから、何となく想いを伝えるのは今日だと思っていた。

JS「今日いつ言うの?」

ジスにはわたしの態度がよそよそしいって事で早くも気持ちがバレていたからよく相談していた。元々仲がよかった2人。でもジスはジョンハンの気持ちを探るような事はしていなかった。だから気兼ねなく話をする事が出来ていた。

『いつかな〜…。クラス会のときかな(笑)』

JS「そうか〜。頑張って。」

そう言ってジスはジョンハンの元に駆けて行った。わたしも友達と卒業式が行われる体育館に向かって行った。

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作者名:ミヤビ | 作成日時:2016年5月22日 10時

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