【APH】 第一次世界大戦 〜聖夜の奇跡〜 【ヘタリア】

第24話「不思議な人」 ページ24

わたしはまたペンを走らせる。


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拝啓、菊。


そちらも変わりはないようで何よりです。


わたしはこの厳しい寒さにも負けず、アーサーさんから戦法を学び、日々訓練に励んでいます。


でもクリスマスの日、わたしはとある奇跡を目の前にしました。


わたしは戦場で歌を聞き、敵の軍の方々と交流をし、とある方からいろいろなお話を伺いました。


彼らの国はかつてのわたしたち同様に貧乏ですが、とてもいい人たちでした。


彼には恋愛感情などはないのですけれども、一人の人間として、とても魅力のある方でした。


今思い返してみても不思議な体験でしたが、あのまま停戦して彼らと過ごせたらと…そんな夢まで見たほどです。


菊、どうして人と人は傷つけ合うことしかできないのでしょうか？


みんなが手を取り合えば、この世界は平和に、美しくなるのに…。

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「また、会えるよね…」


ルート。

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