第1話「海上の街」 ページ3
色とりどりの街並みに心が躍る。
船が何槽も行き交い、運河は美しく、爽やかな風が吹く街の中は活気に満ちていた。
わたしたちは船から降りて馬車へ乗り込む。
「何度も言うようだけっじょも、ダンの屋敷さ着いたら…」
「わかってる。行儀よく挨拶して、暴飲暴食はしない。何度も聞いた。」
ノーレの言葉にわたしはうんざりしていた。
今日はダンという人の屋敷でパーティーが開かれる。ノーレとイースはダンと大の仲良しということで誘われて、そのついでにわたしもお呼ばれしたということ。
何でも、各国の人々を招いての盛大なパーティーらしい。
何のパーティーかは知らないし、わたしはダンに会ったこともない。
この街に来るのも初めて。
「ダンのお屋敷って、どんなところなんだろう…」
淡い期待を胸に、どこまでも広がる海を眺めていた。
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ランリ(プロフ) - いやいや作品全て見ましたがとてもいいのばかりでした。 (2015年7月4日 8時) (レス) id: 14ecb5ccfe (このIDを非表示/違反報告)
スノーデイ(プロフ) - ランリさん» エストニアオチですか…考えてみます!でもわたしはけっこう思いつきでものを書くので、短期間で書けても内容は薄っぺらいことがほとんどですよ。 (2015年7月4日 4時) (レス) id: 34f11f5ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ランリ(プロフ) - こんな短期間でかけるなんてすごいです。次の長編のオチはエストニアがいいなーって思ったりもしながら見てます。頑張ってください (2015年7月4日 1時) (レス) id: 14ecb5ccfe (このIDを非表示/違反報告)
スノーデイ(プロフ) - Ocean Of Stars2865さん» 憧れるだなんて恐縮です(;・∀・)それに待っていてくださるなんてもっと嬉しいです。ありがとうございます! (2015年1月18日 16時) (レス) id: ded5f9c70d (このIDを非表示/違反報告)
Ocean Of Stars2865(プロフ) - 主人公の気持ちに同感して、この話がすごく気に入りました!!こんなに感動する話が作れるスノーデイさんはめっちゃ憧れます(*≧∀≦*)これからもスノーデイさんの素敵な話を待ってます(*´∀`)頑張ってください!! (2015年1月18日 14時) (レス) id: 331070e4f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スノーデイ | 作成日時:2015年1月12日 22時