第58話 じぇんぶ伝える ページ8
「ジェジュン…いいの?」
「何が。」
「…こんなバカなことしちゃった私だよ?
いつ写真が出てくるか わからない…。
ジェジュン…怖くないの…?」
「Aは じぇんぶ 許してくれた。俺のしてきたこと。
おんなじでしょ?
Aとずっといるって決めてんだもん。
この先 何があっても その気持ちは変わらない。
俺は そんな弱い男じゃないつもり。
…正直 ショックは受けたよ。
Aが あの人の事 そんなに愛してたんだ、とか
…一緒に 生活してたんだ…とか。
だけど しょうがないっじゃん。
俺に出会う前なんだから。…はぁ…」
そこまで言うと
ぎゅぅ…
私を抱く腕に 力がこもった。
ジェジュン
きっと 今 戦ってる…。
私も そうだった。
変えようのない過去だってわかってるのに
心の痛みは つきまとった。
「もう…ない?言っておきたい事。」
「うん…これで 全部。」
「傷 埋めよ?
…俺の愛 じぇんぶ伝える。 いい?…」
「…いいの?」
「そうしたい…。
Aに 安心してほしい…。
話を聞く前と
俺の気持ちは何も変わってないって事。」
『唇で愛情って伝えるもんだと思うんだよね…』
前にジェジュンは言っていた。
私の目線に合わせて 背中を屈め
「…ふっ。」
少し笑って
私の髪を 耳にかける。
その手が 頬を包み
親指が 私の下唇をはじいた。
ジェジュンの視線が
私の瞳と 唇を 行き来する。
「目 つぶって…」
ふわっ…
優しく触れた 唇。
はむっ
ついばんで
ちゅっ…
リップ音をたてた。
ちゅっ…ちゅっ…
首を傾け
左右から何度も 唇を 寄せた。
これまでも お互いに背負った傷を
こうやって 治しあってきた。
たくさん キスして
気持ちを伝えあった。
私の耳と 首の後ろを手のひらで撫で
舌が小さく 前歯をつつく。
私も 同じように返すと
軽く 尖った歯で 挟んできた。
唇中を 舌先でそっとたどり
舌 全部で 愛をささやくように
私の唇を舐めた。
私が 応えて舌を入れると
口蓋と 舌で挟み
舌を動かして 飲み込む。
そして
もっと奥へと導く。
私の舌を越えて
ジェジュンの舌が私の口の中に入ってくる。
口のまわりは 唾液で濡れ
リップ音が部屋中に響いていた。
「ハァ……ぁ…」
ジェジュンの呼吸に切ない声が 混じり始めた。
その唇は 私の唇を離れ
私の体を 押しながら
顎…首…とつたってきた。
・
・
第59話
★♪別館へ★
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 250人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じぇな☆(プロフ) - りえ6002さん» いやいやー続いたねぇ(*´∀`)鯛のみんなに全てを捧げてるあたし。ムッハーになるみんなの顔浮かべながら書いてるのれすよー(笑)こっちこそありがとう♪♪ (2012年10月16日 20時) (
レス) id: b66d160902 (このIDを非表示/違反報告)
りえ6002(プロフ) - お疲れさまでっすヽ('∀'*)ノもう100話なのねー！すごいです(≧∇≦)いつもｷｭﾝｷｭﾝやらﾑﾝﾑﾝやらﾄﾞｷﾄﾞｷやらありがとーう♪♪♪ (2012年10月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 445e09f06d (このIDを非表示/違反報告)
じぇな☆(プロフ) - りえ6002さん» そうそう!!ちゃらやさお(笑)あたしもバンチャが脳裏から離れない…やばいよー!JJが知ったら…くるねくるね!嵐がっΣ(-∀-) (2012年10月14日 11時) (レス) id: b66d160902 (このIDを非表示/違反報告)
りえ6002(プロフ) - ちょっとぉー晶、ちゃらやさお(〃д〃)すんごい惹かれちゃうし、バンチャしかでてこない（笑） (2012年10月14日 8時) (携帯から) (レス) id: 445e09f06d (このIDを非表示/違反報告)
じぇな☆(プロフ) - りえ6002さん» 車ヤバイバーよねwあたしも大好きヾ(o´∀｀o)ﾉ車ちうはボス思い出してちょっとへこむピュア鯛だけど(笑)やっぱいいよねー♪ゆちに脳内変換して甘々堪能して〜♪あ、高いとこダメも忘れずにww (2012年10月12日 23時) (レス) id: b66d160902 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じぇな☆
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/jejena/entry-11336356630.html
作成日時：2012年9月26日 20時
