二章 ページ36
-You side-
今から白尾国の人達に会いに行く。
あ、会場で元気になった理由はまだ分かんない。
何でだろう…。
白尾国は「知識大国」
教育の水準が高く
塾と図書館がどこにでもあるらしい
そのお陰か、良い人材、良い資材が揃ってきて
国としての頭角を現し始めたばかりらしい。
一人の総統と、五人の幹部で国を回している。
その国を捕まえた目的は…、なんだ？
裏で我々の知らない組織がうごめいているのだろうか
情に厚く、温厚な白尾国の人達がまとめて捕まったのは、絶対に「人質」があったから。
と、オスマンさんがさっき断言していた。
一人が捕まえられて、それを餌に捕まえたというのか？
謎は深まるばかりだ
私より30分先に目覚めたという白尾国の人達にオスマンさんと一緒に会いに行く。
さっき会ってきたオスマンさん曰く、「あること」を心配して止まないらしい。
会場で私の行った魔術について話すと顔を真っ青にして、その人を呼んで欲しいと言われたそうだ。
…、なんか変な事したかな？
なんやかんや考えていると、もう客間についた
私は静かにドアを開ける。
ドアをくぐると、皆がコチラを向く。
今の容姿は、一応人の姿をしている。
ゾムと戦った時の、成人男性だ(因みにオークションにもこの姿で行った)
しんと静まったこの部屋で、綺麗にお辞儀をする。
『どうも、グルッペンの兄で「モーア」といいます。』
フフン…！ さっきオスマンさんと設定を考えたのだ。ドイツ語で、意味は「沼」らしい。
会場でやった魔法に因んでだ。
kt「あ、あなたが私たちを救ってくれたんですね…！」
sm「感謝します。」
髪の青い真面目そうな人と、紫色の知識的な人が頭を下げてくれる。
コチラも慌てて頭を下げる。
『ところで、心配事というのは何ですか？』
本題を切り出す。
一国の総統の兄として、それに相応しい態度と言動で相手を信じ込ませる。
後でネタバラシはするとして、魔獣だと知ると口さえきいてくれないかもしれない。
だから今は無害な存在であることをアピールし、後で正体を明かせばいい。
隠し通してもいいのだが、いずれにせよ戦争でバレるので信用の為にも明かした方が良い。
Na「あの…会場に、黒髪で黒目の男の人っていませんでしたか…？」
kry「多分、スタッフとして働かされていたと思うんですけど…。」
gr「…」 『…』 os「…」
((( 司会じゃね？ )))
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えもんが - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年3月19日 15時) (
レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 16時) (レス) @page47 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まこち(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️続きが凄く気になります!!更新待ってます!! (2022年1月18日 20時) (レス) id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
めぃうゆ - コメ失礼します！とても好きです！今まであまり見てこなかった内容なので、とても楽しく読めました！無理せず更新頑張ってください！！応援してます！ (2021年11月27日 20時) (レス) id: 76ee8eba35 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - いや、ほんま、、、、。もう、ほんま、、、、、、。最高屋あああああああああああああああああああああああああああああ (2021年11月13日 22時) (レス) @page43 id: 315f44b475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2021年9月21日 19時
