二章 ページ14
-You side-
と、いう事で私はこの件に協力してくれた二人のもとへ行く。
私を敵視していた人も何人かいたが、
取り敢えずは納得したようで、
あの場は一時解散となった。
私に好意を抱いていた人も何人かいた。
頭を覗いてみたけど、撫でまわしたいとか考えてたなぁ…。
恐ろしい。
見た目のせいだな。うん。
こんなに愛らしくても中身は人間だからね!
女の子!可憐な少女だから!
なのに、総統閣下に抱っこされているのは何故?
いや、この人思考はおかしい癖に無駄に顔がよい。
照れるではないか…!!
などと色々悶えていたのだが、
私には【耐性】なるものがあるらしく、
彼は目を合わせないと私の気持ちが分からない。
だからこの感情が伝わる事もないのだが…、もうちょっと意識して欲しいものだ。
gr「ついたゾ。ここが医務室だ。
ここに二人がいるんだゾ。」
真っ白で大きなドアの前に立っている、私を抱いた総統。
私は一刻も早くコイツのナデナデから抜け出したかったため、そそくさと中に入る。
すると、光と共に二人の男が目に入る。
一人は紫のストールを首につけ、
ほのかにタバコの香りがするメガネをかけた人。
もう一人は《神》と書かれた雑面をつけ、
水色の浴衣をきた人。…この人から消毒液の匂いがする。この人は軍医だ。
gr「紹介しよう、先程話したドラゴンだ。
コイツの魔力量は凄いぞ。三強の遥か上だ。」
ni「それをちょっと強いヤツ、で表すのはずるくない?ww」
sp「せっかく兄さんと盛り上がってたのにw
…で、その子が例のドラゴンちゃんだね。」
ni「見たことない種類だね…。一見、地竜っぽいけど…。」
と言って、紫のストールの人は私の方を見やる。
目が合ったので(こんにちは)と言ったら、酷くビックリしていた。
ni「ゑ!?グルッペン、このドラゴン喋るの?」
gr「ああ、そうだぞ。」
sp「喋ったり、意見を持ってるなら言ってよ〜!
聞かれたことに頷くくらいの知能を想定してたんだけど…!」
咄嗟にグルッペンの方を見て、
(え!?メイドの事言ってなかったの!?)
といったら、
gr「あ、そういえばこいつをメイドにしようと思っているゾ!」
sp&ni「ええ!?」
そうして、メイドの説明を始めたグルッペン。
私の強さはちょっとだけ言ってあるらしい。
きっと、「詳細は後で話す。」でまとめたんだろうなぁ…。
この総統さんの事がなんとなく分かってきた。
今日から、ここで生活をするのかぁ…。頑張ろう!
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えもんが - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください! (2023年3月19日 15時) (レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します!応援してます!投稿も頑張ってください! (2023年2月25日 16時) (レス) @page47 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まこち(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️続きが凄く気になります!!更新待ってます!! (2022年1月18日 20時) (レス) id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
めぃうゆ - コメ失礼します!とても好きです!今まであまり見てこなかった内容なので、とても楽しく読めました!無理せず更新頑張ってください!!応援してます! (2021年11月27日 20時) (レス) id: 76ee8eba35 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - いや、ほんま、、、、。もう、ほんま、、、、、、。最高屋あああああああああああああああああああああああああああああ (2021年11月13日 22時) (レス) @page43 id: 315f44b475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2021年9月21日 19時