二章 ページ33
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小さな少女
大人な女性
細い少年
筋肉質な男性
色々な人がでてきた。
その人達は傷こそついていなかったものの、
精神はズタズタ。そして手枷がついていた。
あの手枷にはどんな仕掛けがあるのだろう。
商品たちの心がこれほど疲弊しているということは何かしらあるのだろう。
巻き込まれそうで、あやふやというか、
心という心が壊されるような魔法を感じた。
恐ろしいな
一体誰がこの魔法を完成させたのだろう
別に自分が手枷をはめているわけじゃないのに
冷や汗と身体の震えが止まらない
マンちゃんもそれに気付いたようで、ちょっとイライラしているのが分かる。
魔法とか耐性とか気配とかじゃなくて
長年の付き合いから分かる、というものだ。
途端に、舞台の袖から黒服サングラスの男が二名でてきた
司会が逃げるのを危惧してか…？
あ、そういうことか！
この次の商品は司会の脅しに使われた人達なんだ！
ここまで俺たちのお目当ては無し。
つまり………。
司会「…、さっ、さぁ！
次で最後の商品でございます！
あの白尾国の総統と幹部たちでございます！
あの手枷はついておりません！精神はそのまんま！
睡眠薬が常時噴出されるようになっております！
傷、痣などは無く傷物ではございません！
思う存分、プレイをお楽しみ下さい！」
白尾国の総統Nakamu、幹部のBroooock、シャークん、きんとき、スマイル、きりやんが
檻の中に鎖でつなげられていた。
…、確かに
鎖からは睡眠薬の魔法の気配がする
司会の一言を合図に、
周りの人が一斉に値段を叫び始めた。
司会「お！
２０億がでました！続いて３０億！
５５億がでましたー!!!」
目の前のグルッペンと(人型の)ドラゴンちゃんは見つめあっている
ドラゴンが目覚めた時以来の光景
ふと、ドラゴンが頷いた。
会話が終了したのか。
グルッペンがステージに向かって歩いて行く。
その動作が美しすぎて周りの注目がグルッペンに向かう。
壇上に上がるグルッペン。
黒服が走り急ぐが…、
gr「１００億。」
会場が静まる。
白尾国一行の寝息が響く。
mb「ご、５００億！」
gr「１０００億。」
冷淡に、かつ丁寧に言葉を発するグルッペン。
変装しているから顔こそ違えど、仕草は一国の総統の名に相応しいものである。
客と気付いた黒服は舞台の脇に戻り
仮面司会は肩を落とし
グルッペンはドラゴンを見つめ
ドラゴンを取り巻く空気が変わる…！
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えもんが - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年3月19日 15時) (
レス) id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 初コメ失礼します！応援してます！投稿も頑張ってください！ (2023年2月25日 16時) (レス) @page47 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
まこち(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️続きが凄く気になります!!更新待ってます!! (2022年1月18日 20時) (レス) id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
めぃうゆ - コメ失礼します！とても好きです！今まであまり見てこなかった内容なので、とても楽しく読めました！無理せず更新頑張ってください！！応援してます！ (2021年11月27日 20時) (レス) id: 76ee8eba35 (このIDを非表示/違反報告)
ロクロ - いや、ほんま、、、、。もう、ほんま、、、、、、。最高屋あああああああああああああああああああああああああああああ (2021年11月13日 22時) (レス) @page43 id: 315f44b475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海月 | 作成日時：2021年9月21日 19時
