リンガ・フランカ (ページ41)

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３８：dre...dream? ページ41

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[マーク。]

[ん？]

[マークって、SMの練習生だったんだね。
つい最近知ったんだ…ごめんね。]

[あ…そう？別に気にしなくていいよ…]

[今まで楽しかった。
仲良くしてくれてありがとう。]

[え？ちょっと待って、何で？]

[もう、友達やめよう。]

[A…]

別にやめなくたっていいじゃん。
今までみたいに普通に話そうよ…！

[Aっ！！]

{ぅわっ、マクヒョン…大丈夫？}

{ぁ…え…ドンヒョガ？}

{うなされてたよ。}

{マジか…もしかして起こした？}

{…まあね。ところでさ、Aって誰？}

{知らない。起こしてごめんなドンヒョガ。
まだ時間あるし…寝直すわ。おやすみ。}

びっくりした…
屋上の出入口だったし、あまりにもリアルで
未だに心臓がバクバクしてる。

…あと、Aから離れたくないと思った。
恋愛なんてしてる場合じゃないって何回も
自分に言い聞かせるけどなかなか言うことを
きかない自分の感情。

もうどうしようもないから、
一緒にいたいという気持ちだけは認める事に…
しよう。

[マーク、おはよ。]

昨日よりだいぶ顔色が良くなって安心。
いつも通りの朝で、もっと安心。
ああ、平和って素晴らしい。

[最近真面目にここで韓国語勉強してないね。笑
マークなんて寝てばっかりだし。笑]

[まあ、日常会話はいいレベルまでなったし。
いいんじゃない？俺はこの時間好き。]

[そうかー……あのさ！マーク！]

[ん？]

[マークは…SM事務所の練習生で
しかもルーキーズ？だったんでしょ？
私全然知らなくて、最近知ってさ…その…
いいの？こんなふうに私と仲良くして…]

…なんか………すげーデジャヴ。
なにこれ夢？また夢？あ、違う？
そう…

[今更距離置こうなんて思わないよ。
なにより…]

一緒にいたいから、知られても構わない。
Aは俺が練習生でも普通に接してくれるだろ？

[なにより？]

[こうしてるのが楽しいからいーの！]

[そっか…そっかぁ。]

微笑むAが可愛い。

[これからも仲良くしよう。]

[！！]

あ、肩すくめた。びっくりした顔も可愛い。
頭を撫でただけでこんな反応するAが
愛しくてたまらなくて俺はもうダメです。
だれか医者を呼んでください。(オーバードーズ)

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