番外１ｰ２！ ページ47
『谷川さんそれ…』
今「大丈夫ですよAさん！」
『えっ、ええ…?』
昼休み。俺が来るから、と言った谷川さんはボロボロで、何故か今井さんも居た。
今「Aさん!話は聞きました!この今井もお手伝いしましょう!」
『うん、ありがとう…でも今井さんはもう十分仕事したというか…今から今井さんに彼氏役変えたら私二股人間になるので…』
今井さんボロだしそうだから谷川さんに頼んだけど…
今「谷川ァ…」
谷「いや俺のせいじゃないっすよ!」
どうしようか…
伊「なにしてるの?」
『あっ、伊藤…』
しまった。校門で紅高の番と話してたら目立つか。もう馬鹿!今井さん馬鹿!
『わ、私たち付き合ってるの!』
谷「はい…」
半ば強引に谷川さんと腕を組むと、今井さんは崩れ落ち、伊藤は目を見開いた。
伊「う、嘘だよね?」
『ど、どうしてそんなこと言うの…?』
伊「！…ごめん」
焦りから答えた言葉に、伊藤が心底申し訳なさそうに謝ってきた。
どうしよう罪悪感が……
三「あのよ、なにしてる訳?」
谷「三橋…」
『わっ』
組んでた腕を解かれ、三橋に肩を抱かれる。
え、な、なんで肩…
谷「あー…もう無理だろコレ。」
『そう言うな谷川…』
この時、今まで以上に谷川と心が通じあった気がした…
伊「おい三橋!Aちゃんにはもう……」
三「これドッキリだろ。」
伊「は?」
『すぐバレたね。なんでわかった？』
伊「え!?」
伊藤だけがビックリしてわたしと三橋と谷川の顔を見ている。
ちょっと面白い
三「馬鹿者、俺様を騙そうなんざ500年早いわ!!」
『伊藤ごめんね騙して…』
三「おい俺には謝んねえのかよ!?」
伊「いいけど…なんでこんなことしたの?」
『あー…』
三「なんだよ、やましい事でもあんのか?」
谷「お前らが喧嘩ばっかりしてこいつに構ってないからだろ。」
三「は?」
『ご、ごめん…今度からついて行きたいから一言かけて欲しいなー、なんて…』
めんどくさいかな…でも一緒にいたいんだよ…
三「はあ…喧嘩じゃねえよ」
『えっ?』
伊「これ…この前Aちゃん欲しがってたから、二人で取ってきた」
『あ…』
この前ゲーセン行った時になかなか取れなかったぬいぐるみ…
谷「なんだよ…仲良いの見せつけられただけじゃん」
伊「ごめんね。心配させちゃって。でも喜んで欲しくて。」
『2人とも…ありがとう…!』
今「Aさん…」
谷「今井さん帰りますよ!」
番外２！開久にお弁当を届けに行こう！→←番外１-１！付き合ってるドッキリ！
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サイコパス人間 - 姉弟喧嘩で誤解生むとか笑面白すぎ笑 (2020年9月19日 14時) (
レス) id: a7568b633b (このIDを非表示/違反報告)
イルカンジクラゲ(プロフ) - サクラさん» うわあああああああああああ!!!!ありがとうございます………(感激)めっちゃ頑張ります！ (2020年9月18日 16時) (レス) id: ce23aec256 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - めっちゃ面白いです！姉弟喧嘩…笑 更新頑張ってください、応援してます！ (2020年9月17日 7時) (レス) id: 2be65d96af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカンジクラゲ | 作成日時：2020年9月1日 0時
