３２． ページ36
『うわああああああ!!!!!!!!』
寝坊した!!!!!!!!!!!!なんで智也起こしてくれないかなあ本当!!!!
いやスケバンになる言ってたくせに遅刻気にすんのかい。とか、そうじゃない！遅く行くとツッパリに絡まれる率高くなる！めんどい！
『あっ！智也なんで起こしてくれなかったの！？遅刻じゃんばか！』
走りながら学校に向かっていると、進行方向にグレーの集団を見つけたので、並行しながら話す。
うわ、姉ちゃん…という声を聞き逃さなかった。
うわ、とはなんだ。うわ、とは。
河「起こそうとしたけど起きなかったんだよ！」
『うるさいうるさい！この時間に登校して姉ちゃんが不良に絡まれたらどうする！』
河「いや姉ちゃん強いじゃん……」
うーうー2人で唸っていると、肩に手が置かれた。
相「次会ったらなんか奢るって言ったよな？」
片「お前軟高だろ？とりあえずそこで話さねえか」
『…拒否権ないやつじゃんこれ…』
お前らは着いてくるな。と、片桐さんが他の皆さんを置いて喫茶店に入っていく。
いや、まじか…
『…えっと、あなたが相良さんで大丈夫ですよね？』
相「アァ？…そうだよ」
『で、ですよね…えっと、行きますか…』
なにこれ気まず…
『ななな、軟高の石橋と吉村とそばですかっかか???』
河「ね、姉ちゃーん…」
『いい石橋と吉村は知りませんがそばなら、そばならほら、商店街とかにあるんじゃないですかね。はは。』
なんの図よ！目の前に開久ツートップすわって隣にも開久の弟って！第三者から見たらいじめられてる人だよ！こわいよ！
相「ンー、本当に知らねぇの？」
『知らないです！いやあ！協力できなくて申し訳ないですねえ！』
片「いや、構わない。ただ、見つけた場合は教えてくれ。」
『アッハイ！あ、ああの、なんか食べます？私の奢りなんで…』
無言でメニューを取ろうとした弟の手を叩き落とし睨む。
圧倒的お前じゃない
片「おい、殴り合いはするなよ…」
『しっ、しないですよー！ねえ？』
河「そうッスよー！はは…」
『えーと、私そろそろ学校に…お金置いときますね？』
片「ああ、悪かったな引き止めて。金はいい。俺が払う。」
『は！？いや悪いですよ！私がこの前奢るって言ったんだし…』
相「あー、智司アァ言ったら聞かねぇから。これ俺の番号。よろしくね〜」
『はっはい！』
河「い、いってらっしゃい。」
『いっ、てきます？』
そんなに怖い人達じゃないのかな…？
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サイコパス人間 - 姉弟喧嘩で誤解生むとか笑面白すぎ笑 (2020年9月19日 14時) (
レス) id: a7568b633b (このIDを非表示/違反報告)
イルカンジクラゲ(プロフ) - サクラさん» うわあああああああああああ!!!!ありがとうございます………(感激)めっちゃ頑張ります！ (2020年9月18日 16時) (レス) id: ce23aec256 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - めっちゃ面白いです！姉弟喧嘩…笑 更新頑張ってください、応援してます！ (2020年9月17日 7時) (レス) id: 2be65d96af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イルカンジクラゲ | 作成日時：2020年9月1日 0時
