探偵社の女の子が烏野にやってきました！【ＨＱ】【文スト】

合宿 ページ33

黒尾さんが現代語使わない系女子とかなんとか言っている時だった。









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ﾊﾞﾝ!!!



体育館のドアが吹っ飛んだ。





「めっちゃ人質いるじゃねぇか！！」



『…なっ』



「なんだなんだ」「え、ヤバい系？」





黒い集団を連れて入ってきた。

黒蜥蜴…！！！



思わず日向を探す。だが日向は見つからない。


「いやっ！」


声のするほうを見ると、梟谷のマネージャーさん2人が、黒い部下につかまえられていた。





木兎「おい！離せ！」


木兎さんたちが走って近づくが、黒い部下に取り押さえられてしまった。


『っ！』


立原「探偵社じゃねえか」




いつの間にか私の目の前に立つ立原。

首を強くつかまれた。



「た、探偵社員…？」「武装探偵社か…！？」



体育館内がザワザワする。


立原「おい、日向翔陽はどこだ」

『っ…』

立原「隠してんだろ？」



日向はどこに行ったのだろう。見つからない。



立原「早く出せよ。じゃねえとここにいる全員殺すぞ？」


『！だ…め…』



首が締め付けられて上手く声が出ない。





監督やコーチ、選手たちは黒い集団に囲まれている。


『…』


立原「だんまりか」


『うっ』





立原に首を押されて突き放された。


首をおさえ、思わずしゃがみこむ。





広津「…日向翔陽は一人で逃げたか」


立原「だとしたらここにいる奴らが哀れだなwww」





日向が一人で逃げる…？ 日向はそんな人じゃない………そう信じたい。

私は守らなきゃいけない。探偵社員として。

ここにいる全員を、助けなきゃ…








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立原「がはっ…」









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広津「っ、立原！！」


銀「！」


全員「「！」」


紅夜叉で、立原の背中を刀で刺した。





広津「貴様ッ…！」




広津柳浪が攻撃してくる。それと同時に、マスクをした銀が襲い掛かってくる。


『…っ』



立原に首を絞められたせいか、苦しくて動けない。

紅夜叉で食い止め、反撃する。

だが射撃され、退いた。



ｻﾞｯ




周りを黒い集団に囲まれ、私は銃口を向けられた。

まずい。逃げ道がなくなった。どうすれば…





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