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ブラックパールを停泊させ、小舟で川を登る。
途中で先住民か こちらを不思議そうに見つめてくる者たちを横目で見つつ向かった先にはツリーハウス。
ジャックは躊躇なく中に入った。
｢知り合いだといいんだけど…おいで ジャック｣
｢キキッ｣
モンキージャックを肩に乗せて ツリーハウスに入れば、薄暗いランプで部屋の中は照らされていた。
｢おやおや誰かと思えば ジャックじゃないか｣
｢ティア・ダルマ 元気にしてた？｣
｢おかげさまでね アンタは？｣
｢俺か？まぁまぁってところだ｣
ちょっと手を見せな、と手を取られ 巻いていた包帯がほどける。
そこには黒丸、ディヴィ・ジョーンズがつけた印がくっきりと浮かび上がっていた。
｢鍵探しに来たんだけど｣
｢あぁ…ディヴィ・ジョーンズの心臓が入った箱の鍵。それは彼が、いつも身の近くに置いてあるのさ
それとディヴィ・ジョーンズは陸には上がれない。もし上がれたとしてもそれは10年に1度だけ。だから陸を持っていくといいよ｣
そう言われて渡されたのは土の入った大きな瓶。
これだけ？、と不満を言うジャックを連れてツリーハウスを後にした。
｢これからどうするんだい？
100年間働かないといけないんだろう？｣
｢それか魂100人分 集めるか、だ。
ギブス君 こういう時にどこがピッタリだ？｣
｢まさか あそこか？｣
｢そう そのあそこだ、トルトゥーガ｣
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作者名：クヴァール&くろのちか | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年7月8日 7時
