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｢おや、それはまずいね｣
｢まずいなんてものじゃないわよ！リーラ あなた悪魔ならクラーケンを説得でもしてみなさいよ！｣
｢おたくらはイカやタコと話せるのかい？｣
クラーケンを説得なんて拳で語り合うぐらいしか手段がない。それも沈める一択の。
あくまで事を収めるべきなのはジャックだ、リーラはあくまで協力者のスタンスを崩さない。
参ったね、と言いつつも顔は笑っているものだから説得力がないにも程がある。
｢ジャック、お守り程度に私の短剣を貸しておくよ。なんとかなるかもね｣
｢とりあえず借りとくぜ｣
｢少なくとも死を断ち切るぐらいは出来るかもしれないよ｣
｢そいつは頼もしい｣
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作者名：クヴァール&くろのちか | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年7月8日 7時
