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右手に剣、左手に銃。
半魚人のような姿をした乗組員たちを片付ける中、ノリントンがいないことに気づいた。
｢こんな大変な時に…！｣
自分はもう不死身ではない。
心臓を一突きされたらそこで終いだ。
為す術がないエリザベスを守るように立ちはだかった。
｢大人しく守られてるといいよ｣
｢馬鹿にしないで！｣
｢へぇ 自覚はあったんだ｣
減らず口を叩きながらも応戦するシリウスに、何も言えない。
その時 ジャックとノリントン、そしてウィルが奥から走ってきた。
｢目的を果たしたならすぐに出発するべきだ！
キャプテン、早くしたまえ！！｣
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作者名：クヴァール&くろのちか | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年7月8日 7時
