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トルトゥーガで100人も乗組員が集まる訳がなく、仕方なく出航の準備をし始めた時だった。
｢キャプテン・スパロウ！俺達も船に乗せてくれ｣
｢おい見ろ ギブス君、更に2人集まったぞ｣
｢それでもまだ5人だぜ｣
増えたことに変わりはない、とジャックが喜んでいると2人組のうち1人が帽子を脱いだ。
見間違えるはずもない、エリザベスだ。
｢男装の趣味でもあったのか？｣
｢違うわ ウィルを探しに来たの。ウィルはどこ？｣
｢ウィル・ターナーならジャックがディヴィ・ジョーンズのところに送ったけど｣
さらり、と述べるリーラ。
エリザベスはジャックに詰め寄った。
｢どういうことなの、ジャック！｣
｢まぁ落ち着けって
鍵探すのを手伝ってくれ、それがあればウィルは助かる｣
彼女にコンパスを渡し、もう1人をジロジロと見た。
｢おたく どっかで会ったか？｣
｢わからないのかい キャプテン。
その男は3年前、キャプテンを捕らえようと頑張ってたノリントン大尉だよ｣
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作者名：クヴァール&くろのちか | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年7月8日 7時
