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シリウス以外の船員を数人残して向かわせ、宝の山に腰を下ろした。



｢まったくお前というやつは予測不可能だな｣



｢人間なんてそんなもんだ。

急に馬鹿なことをしでかす奴もいる｣




ジャックは瞬時に近くにいたブラックパールの船員を足元に入り組んだ泉に突き落とす。




｢船長！｣



声を上げた時には既にジャックとバルボッサが刃を交え、自分にもウィルの剣が迫っていることに気づいた。


ところどころ月明かりが照らされ、それに当たれば自分の本来の姿が顕になる。


あぁ あと少しだったのに、少し後悔があった。

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作者名：クヴァール&くろのちか x他2人 | 作者ホームページ：なし  
作成日時：2018年7月5日 7時

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