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「状況判断の早いアンタは好きだよ」


「よせよ うっかり惚れそうになるだろ?お前はこの世の何よりも綺麗で美人だからな」


「私に惚れるのは愚者のやることだ」


長くはもたないよ、とリーラ。シリウスはその言葉に何か不穏なものを感じた。


「長くもたないって……惚れた輩を片っ端から呪い殺しすのかい?」


「まさか。あちらさんが勝手に貢いできては潰れるのさ」


「リーラに魅入ったが最後、気付けばもろとも失くしてんのさ 怖い奴だろ?

お前も気を付けな シリウス。男だろうが女だろうが、老人子供問わず終わりだからな」


「タラシかい…?」


「シリウス 私の目を見てごらん。アメジストみたいだろう?」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月5日 7時

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