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「まぁまぁだな

トルトゥーガの酒の方が美味い」



「そりゃそうだろうね、あそこの酒は格別だから」




ジャックの手から酒瓶を取ると、窓枠の外へ放り投げた。


少ししてカシャン、と割れる音が耳に入る。




「で、僕の質問にはまだ答えてもらえてないんだけれど?」



「何故ここにいるか?

ジャックとは昔からの知り合いでね、世話の焼ける奴だけど いい奴だからこうして助けに来たけど…まさか先を越されてるとは」



「別に好きでやった訳じゃないよ。

最後の1枚のコインを集めるのに協力してもらうためだからね」



カチリと拳銃をジャックに向ける。


彼は大人しく両手を上げた。




「物分りがよくて助かるよ」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月5日 7時

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