Like a sunflower. (ページ38)

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田「おふたりさんみっけー」

松「ジェシーと慎太郎のおかげでね」

少ししてから私たちのテントにやってきたこの２人。

馬鹿でかい声で呼ばれてたから居場所特定できたよなんて、やっぱり相当広い範囲に聞こえてたよね…(笑)

田「夏稀ちゃんもしかして次の種目出る？」

南「障害物競走？出るよ」

田「そう！それ俺も出んの！たぶんそろそろ集合」

南「そっか、行かなきゃか」

樹くんと夏稀ちゃんはどうやら一旦お別れらしい。

七「夏稀ちゃん、ここから応援してる！」

南「ありがと、行ってくる！」

田「俺のことも応援してねー！」

南「A、樹くんは敵だから！」

そう１組と３組じゃ、残念ながら敵同士。

松「樹、俺が応援しといてやるって」

田「えーーーやる気でなーーい」

夏稀ちゃんがズルズルと樹くんを引っ張っていってしまった。

やっぱり仲良しだよなぁあの２人。

「留守番だね俺たち」

「だね、」

取り残された私と北斗くん。

私、とりあえず１人ではないらしい。

「Aちゃんなんか出るの？」

「私ね、借り物競争。あと二人三脚も」

二人三脚は夏稀ちゃんとだから楽しみなの。

「いいじゃん！借り物競争、俺らの誰か借りてもいいよ」

「ふふ、できることならそうしたいな」

６人と、夏稀ちゃん合わせて７人、
なんとかして誰かお題に合わないかなぁ。

神様、お願いします。

「北斗くんは？」

「俺は騎馬戦。俺はってか、あいつら５人もだけどね」

「え、それは強すぎるよ！」

「悪いけど勝たせてもらうからぜひ見ててよ」

「うわー自信満々だ」

北斗くんと２人、こうして話してたら夏稀ちゃんと樹くんが出る障害物競走が始まって、敵だとは言いながらも結局はお互いどっちも応援してた。