Like a sunflower. (ページ25)

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「夏稀ちゃんおまたせ」

「あ、おはよーA」

さて、あれから数日。

今日は夏稀ちゃんと２人でお出かけです！

今年夏休みに入ってから２人で遊ぶことも初めてだし
ショッピングモールも久々だからすごく楽しみで。

またジェシーくんたちと遊ぶことにもなってるから
洋服やコスメでも見に行こうかって。

やっぱり女の子はいくら服を持ってても足りないよね。

「私、ワンピースほしいなぁ」

「いいじゃん！絶対可愛いよA」

私も選んであげる！って、夏稀ちゃんはすごくオシャレだから助かる。

色んなお店を回って悩んで、買う予定のなかったものまでいつの間にか買ってしまっていたり。

夏稀ちゃんもたくさん洋服を買ったみたいで満足そうだった。

「Aはさ、好きな人いないの？」

お昼ご飯を食べながら夏稀ちゃんがそう聞いた。

「え、私？好きな人なんて…」

そんなに恋多き人間でもないし仲のいい男の子だっているわけでもなかったから、最近一緒にいるといえば…

「今誰のこと思い浮かべたの？」

「へ？いや、好きな人とかそんなんじゃ…」

そう？って、オムライスを食べながらいう夏稀ちゃん。

「いいと思うけどな、ジェシーくん」

「えっ、な、なんでジェシーくん出てくるの！」

「んー、１番仲良いからそうかなって」

たしかに１番初めに思い浮かんだのは…

ジェシーくん

なんだけど。