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俺はその日、家に帰らずAの家へと向かった。


ピンポーン


『はーい』


インターホンを鳴らすと、出てきたのはAだった。


『宏太……』


宅急便だと思ったのか、印鑑を手に持っている。
だが、実際は俺がいたわけで。目をパチパチさせて驚いている。
それもそうだ。アポなしで来たことないから。


「あの、さ……話ししたくて」

『……うん。中入って』


といってもAの家の中に入るのは初めて。
縮こまって黙ってると、ふふ、って微笑むA。


階段を上がった先の部屋にどうぞ。と。
中に入ると、真っ先に写真立てが目に入った。


「これ、、、」

『覚えてる?』

「もちろん。 」


ニコニコ笑顔のAと、その後ろから抱きしめてる俺。


この写真は告白して、オッケーをもらった日の写真。めちゃくちゃ嬉しくて気持ちがフワフワしてた。笑
光に撮ってもらったんだけど、すっげー顔して撮ってて、「ニヤニヤしすぎ。気持ち悪い」って言われた記憶がある。



『なんて言ったかも、覚えてる?』

「え?なんて言った?」

『ふふっ、秘密♪』

「なんだよー(笑)」

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作者名:ちぃすけ | 作成日時:2019年8月15日 14時

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