違和感 ~JK side ~ ページ13
JK『何かが違うんすよ、何かが』
俺はサークルが同じで、一つ上のジミニヒョンと2人で飲みに来ていた。何かと可愛がってくれるジミニヒョンとはなんでも話せる関係で、とても居心地が良い。
今日もいつものように飲んでると、ジミニヒョンにAの話を振られたから、最近少し気になっていたことを話してみた。
JM『違うってなに笑』
JK『なんかこう…1ヶ月前ぐらいから、Aの何かが変わったんすよ』
JM『あー、それは分かる。正直、A、可愛くなったと思う、俺。』
平気で女の子に可愛いだなんて言えるジミニヒョンを見て、こういう所がこの人がモテる理由の一つなんだろうな、なんて思う。
JK『1ヶ月前から、急に変わりませんでしたか？』
JM『1ヶ月前かは知らないけど笑 でもここ最近可愛くなったなって思ってたよ。髪切ってからかな？僕の気のせいかもしれないけど前より少し痩せた気もするし、服とかもおしゃれになったよね。』
JK『やっぱり変わりましたよね』
JM『お前さ、仮にも付き合ってる子なんだから可愛いとか言えないわけ？笑』
そうジミニヒョンが茶化すように言ってくるから、
JK『いや、俺はジアさん一筋なんで』
JM『お前さ…笑』
ジミニヒョンが呆れたように笑う。
JM『ジアに一途なのは良いことだけど、Aを巻き込むのは良く無かったんじゃない？』
珍しく真剣に言ってくるジミニヒョンにちょっとムッとして、
JK『ジ、ジミニヒョンだって女たらしのくせに！』
JM『お前…笑 仮にも俺先輩なんだけど？笑』
そう言いながらこめかみをグリグリしてくるジミニヒョン。
JM『ジョングク、よく聞け。優しい俺からの有難いアドバイスだよ。』
ジミニヒョンはそう言いながら、俺の瞳を真っ直ぐに捉える。
JM『俺はさ、今彼女欲しくないし好きな人もいないから、まあフラフラしてるよ？寄ってくる女の子たちも俺と付き合いたくて声かけてくるわけじゃないしさ。お互いに都合の良い関係っていうだけ。』
JM『でも、Aは？学年が違う俺でさえ、あの子は真剣にジョングクのこと好いてるように見えたけど？素直に褒めると、お前は顔が良いから女の子はわんさかやってくる。その中には顔目当ての女の子も結構居たよね？でもAは違ったんじゃないの？』
JM『Aはお前の中身を1番見ててくれた子だと俺は思うよ。そんな子を利用して良かったのかって俺は聞いてるんだけど。』
ジミニヒョンの射抜くような瞳に耐えられず、俺は視線を逸らした。
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sonel(プロフ) - めろんさん» 初出しです…！意図せずどなたかの作品と似てしまっていた場合は申し訳ないです…(T . T) (2021年8月13日 21時) (
レス) id: e14fbab7d1 (このIDを非表示/違反報告)
sonel(プロフ) - 通りすがりのKさん» お返事遅くなってすみません(T . T) 心を込めて読んでくださって嬉しいです(T . T) 続編も出ておりますのでお楽しみください！ (2021年8月13日 21時) (レス) id: e14fbab7d1 (このIDを非表示/違反報告)
めろん - このお話って前にも出してましたか？ (2021年7月16日 16時) (レス) id: 6374d6be3e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのK - これまでに無いくらい号泣しました。何よりも主人公が良い子過ぎて…続編も期待しております。 (2021年7月16日 2時) (レス) id: 60b46b46ac (このIDを非表示/違反報告)
sonel(プロフ) - やっちょこさん» 優しいお言葉嬉しいです(T . T)そして主人公ちゃんを応援してくださってありがとうございます( ´ ▽ ` ) (2021年7月3日 0時) (レス) id: e14fbab7d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sonel | 作成日時：2021年4月3日 18時
