第2話 ページ3
道枝side
朝、起きてご飯を食べ、普通に学校へ行く
行きたくも無いけど、足が勝手に学校の方へと歩いていく
今日は珍しく？長尾が俺の家の前にいた
学校はちゃうけど、こうやってたまに一緒に行くことがある
長尾「おはよ！」
道枝「おはよ」
どうして長尾はそんなに満面の笑みで居られるの？
どうやったら明るく生きていけるの？？
そんな疑問は本人に聞けるわけもなく、解決できるわけもなく、ただただ、俺の中に色々な疑問が浮かんでいる
長尾「そう言えば、今日で最終回の撮影だね。俺スカ」
そっか…今日で最終回の撮影か……
早いな…
道枝「そう」
長尾「ねえねえ！今度の花火大会、一緒に行かない？」
道枝「あー…あのいつもやってる花火大会？」
長尾「そ！なにわ男子全員で！」
メンバー全員で…か、
まあ暇やと思うし…
道枝「良いよ。別に」
すると長尾はいつもよりも倍、喜んでいる
いや、そんなに嬉しいか？と思うくらい
めちゃくちゃ喜んでいる
そんな長尾を横目で見ていると……
目の前にクラスのいじめっ子…
1番のリーダー的存在の子…
田中がいた
俺はそいつを見た瞬間、心臓が跳ね上がった
もしかしたら顔、強張っているかもしれない
そんな時、田中がこっちに気づいてやってきた
田中「お〜道枝と長尾やないかい」
平田「今日も仲良く2人で登校ですか？」
そうやって田中の隣におる、人は田中と中学からの親友、平田やった
平田も田中と一緒で俺をいじめてくる人の1人
そして、なんとこの2人
長尾とも結構仲ええらしいねん
やから俺はいじめられてることバラしたら、長尾も一緒に苦しめるからなと脅されてる
2人は長尾のことを優しく見た後、厳しい…冷たい目で俺を見た
長尾「今日は帰りも一緒やな〜」
長尾がそう言うと、2人はもっと厳しい目をして
田中・平田「あっそ」
と素っ気なく返した
そして最後に田中が付け足した
田中「でも、今日道枝、帰るの遅くなるで？ええん？」
長尾「なんで？」
長尾が不思議そうに2人を見る
平田「やってこいつ…課題めっちゃ残ってて、居残りされとるんよ？」
長尾「マジ！？」
田中「マジマジ！やから、メンバーさん達にも言っといてあげてなー」
長尾「分かった！」
いや、嘘や…
俺はもう課題は全部終わってる…
放課後、また何かやらされるんや……
怖いな…そうビクビクさせながら俺は学校に行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海音(プロフ) - 更新楽しみです。何時頃できますか？ (2019年12月26日 21時) (
レス) id: e6c32add0c (このIDを非表示/違反報告)
いいあ - 更新待ってます！続きが楽しみです！ (2019年10月13日 11時) (レス) id: a03795f546 (このIDを非表示/違反報告)
濃藍 - 更新頑張ってください！ (2019年9月21日 20時) (レス) id: a03795f546 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 星楽さん» いえ、楽しみにしています！ (2019年9月12日 20時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
星楽(プロフ) - 明日香さん» すいません汗 今考え中で……更新出来たら更新します！すいません汗 (2019年9月11日 23時) (レス) id: e5d2e5ce12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
