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頬を赤らめながら、光の速さで店を出て行ったA後ろ姿を、ルッチはまたかと思いながら見つめていると、後ろからカクたちの声が聞こえてくる。
「これルッチ！入り口前で立ち止まるではない！」
「……すまないッポー」
「それにしてもあの子、顔を赤らめていたけれど……。
また一目惚れされた感じかしら。忙しいわね、ルッチは」
「ンマー。厄介なもんに好かれたな。あの嬢ちゃんはたしか、お転婆娘で有名なピッチョーネじゃねェか」
「今回はおまえに同情するぜ、ルッチ」
「……ポッポー」
_______
店を出てから数分後。わたしは走る足を止める。
「まさか、あの白い鳩ちゃんにこ、恋してしまうなんて！！」
自分が鳩人間(？)だからだろう。美しくて凛々しいあのお姿！ひ、ひえ。我ながら危険な恋をしてしまったのではないのか。そう思いながら、熱い顔を冷ます。
「ど、どうしようか！！？」
ま、マナに電話…したいけど仕事中だしなあ！！！！……それか、もう思い切って告白する？？いや、頭おかしい人って思われたくないし…(既に思われてる)。どうしたものか。
うーんと唸っていると、よく一緒に遊ぶガキンチョたちがおーい！と声を上げながらやってくる。…うん。今日は遊びまくろ。また女子会で言えばいいし！アピってたらなんとなるやろ！
「鳩女！！」
「あそぼー！！」
「おまえらいい加減、Aって呼べや。呼んでくれ」
続く
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カンカカンカン - わぁいルッチだ!と思っててらまさかのハットリ吹きましたw更新頑張ってくださいお待ちしております！！！ (2022年10月16日 0時) (
レス) @page2 id: 3697fad178 (このIDを非表示/違反報告)
な - 更新まだですか？？ (2022年9月27日 4時) (レス) @page1 id: 975ed40cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バカのあいうえお | 作成日時：2022年9月9日 21時
