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先生と兎6 ページ25
星海坊主さんが銀さんに刀を投げ渡した。投げられる直前、銀さんが反射的に先生を自分の後ろに追いやった。
｢結晶石を含んだ鋼を叩きあげ作った。てめーら侍は、やっぱり刀だろう
うっかりA先生にぶつけてみろ、とんでもねぇ事になるからな｣
｢じゃあ銀ちゃん絶対先生に近づくんじゃないアル。半径2メートル以内立ち入り禁止アル。先生こっち来てなヨ何か伝染るヨ｣
｢なんでいじめられてるみたいになってんの｣
神楽ちゃんが先生の腕をぐいぐい引っ張った。それは甘えているようにも見えて何だか懐かしかった。
｢必ず帰ってくる。2本差しで｣
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作者名：風寧 | 作成日時：2019年10月13日 2時
