小説の書き方を一から学ぼう

話の始め ページ5

短編や長編、どの小説でも出だしが肝心です。ここで読みたいか読みたくないかが変わってきたりもしますのでね。
てことで、まずは長編の時の注意点から。

【プロローグは詩ではない】

ここで書いている方に凄く多いのですが、プロローグがポエム、詩のように書かれています。

ですが実際、長編は始めはほとんど情景描写や心理描写。決してポエムを披露する場ではないのです。
別にいいじゃん、と思うかもしれませんが、正直、ポエムを見たところで、「それが？」という感じになるものなんですよ。本を読んでいる方からしては。

私はほぼ短編専用なので、あまり詳しくはないのですが、少なくともこれくらいはわかります。

長編にポエムはいらない。


さて、短編の方にいきましょう。


【見せ場を作る】

短編は、長編よりは比較的自由なんですね。
初めにポエムを入れてもよし、台詞からでも文から入ってもよし。
私は最後に相手を思う気持ちや今の感情、情景などを一つに絞って小さなポエムにしています。
いえ、ポエムというよりはただの文章寄りになってますけど←

見せ場は、基本的にはそのお話の中心部であり、相手との喧嘩であったり、キャラの可愛さを表現したり、楽しかったのに一気に切ないムードに入ったり。
そんな場面を一つ作りましょう。

更に、見せ場はそこだけではありません。
終わり良ければすべて良し。文章の終え方です。

感動系に終わらせるのか、バットエンドにするのかなど。
感動系ならば、語り手の心情や文章的に納得のいくものにする。
バットエンド系ならば、え？これで終わり？と思うくらいの納得のいかない、いかにも続きそうな終わり方。
だからと言って、中途半端に終わらせすぎると面白味が一気に萎えてしまうのでご注意を。


ほぼ短編しか書いてないので短編だけ異様に文字数が多い(^q^)

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