小説の書き方を一から学ぼう

アドバイス ページ3

見直し説明の前に、ナンシー・ハジェンズさんの質問にお答えします。
ナンシーさんの小説、「命にキスを」を一部拝見させていただきました。

感想になってしまうのですが、縦書きでないのが勿体ないと思うほどです。
確かに、横書きだとナンシーさんの小説は少し読みづらいかもしれません。ですが、縦書きだと、店に並んでいる本のように気持ち良く読める代物でした。
改行しないのも正解。この場合では、少し読みづらくても改行してはいけないんです。
あ、でも場面が一転するときは、一行くらい開けた方がいいかもしれません。少なくとも、横書きでは。
私の書き方とはまた違うので、本当は偉そうになんてできないんですけどね(^q^)

質問の答えになるかは分かりませんが、私なりに答えさせていただきます。


Q,「小説の文ではなく、あらすじ文が多いため、テンポがぎこちない。」とコメントを貰いました。

A,文の書き方は皆それぞれ違います。私は私、ナンシーさんにはナンシーさんの小説の書き方があります。
中には凄く個性的な書き方の方もいらっしゃいますが、個性的でもなんでも、人を惹きつける文と遠ざける文で分かれるんです。
ナンシーさんの場合はまだ発展途上なので、惹きつけるかどうかと言うと、まだ欠けるところがありますね。
確かに文の書き方も内容も、とてもいいんです。ですが、個性をあまり感じられないんです。そこが凄く勿体無いのです。
好きな作家さんや尊敬する方の文を真似るのはいいですね。それ以外にも、適当に本屋でぶらぶらして、そこで適当に本を手に取るんです。そこで、内容ではなく書き方を良く見てみてください。良いものを吸収して、自分だけの文を完成させてくださいね。


それと、内容はシリアス、書き方も其れ相応なものになっていますが、早く続きを読みたい、という急かすような気持ちにはなりずらい。
テンポを調整するために文を長くするのは良いのですが、あまりにも状況描写が多すぎるんです。語り手の心情、相手がどう思っているのかという想像や表情を、もう少し入れてみては？


以上です。アドバイスがほんの少しでも、あなたのお役に立ちますように。

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