あのプールだけには落ちたくない ページ30
カナヲはその直前で気がつくことができた。
(もし私も一緒にプールに落ちたら…)
汚物と共に同じ水中へと投げ出される
なんとしてでもそれを防がねば…!
カナヲは備えた。
いつその衝撃が来てもいいように
そして、その時はやってきた。
親衛隊チームが正解するごとに何故か近藤の滑り台だけが上げられていくことに、近藤がお通に問いかけたのだ。
「あの…お通ちゃん…あの、ひょっとして俺のこと…嫌い?」
カナヲは見逃さなかった。
お通がニコッと笑った後、指先がスイッチに添えられるその瞬間を。
(来る…!)
ボタンがお通によって押された瞬間。
カナヲはプールの先まで跳躍し、水中に投げ出されるのを防いだ。
「よし」
「いやよしじゃねぇだろ!てめぇ蝶娘
カナヲはニッコリと笑うとこう答えた
「だって知らせる余裕なかったから」
「あ、際ですか…」
あの後、銀時が近づいてきた時カナヲはカミソリのように鋭くこう言ったそうだ
「汚い。近寄らないで」
「なにそれ反抗期!?」
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廣岡唯 - 更新をしてよお願いしますね (12月30日 13時) (レス) @page33 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
タナトス(プロフ) - コレってここで打ち切りですか? (12月9日 6時) (レス) @page33 id: 28055ea5c6 (このIDを非表示/違反報告)
タナトス(プロフ) - 一年経ったね… (2022年5月10日 23時) (レス) @page33 id: 47d458f9e5 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - リイさん» コメントありがとうございます!どうにか考えてみますね! (2021年2月22日 6時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - タナトスさん» 確かに見せてあげたい…ちょっと思いついたネタがあるのでそこでしのぶさん達出してみましょうかね! (2021年2月22日 6時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶々 | 作成日時:2020年9月18日 7時