私の新しい居場所 part2 【銀魂】【鬼滅の刃】

プスススス ページ15

「そういえばなんで親衛隊は壊滅状態になったんだっけ？」

「それもう話したよ！？」

「途中から聞いてなかった。」

「嘘ぉ！？」



新八いわく厳しい寺門通親衛隊の規則に耐えられなくなった隊員たちが最近新たにできた。通選組というアニメ漫画アイドル何のオタクでも許されるクラブという甘い蜜によりほとんどの隊員が通選組に奪われたのである。


(通選組・・・どこかで聞いたことあるような・・・・？)







「僕の軍門に自ら降るのかい？プッススス〜僕は一向にかまわないけど」


玄関のほうから誰かの声が聞こえてきた。


それは・・・真選組副長土方十四郎だった。しかしいつもの隊服姿ではなかった。そでがギザギザにきられたデニムの上着のみを着用し、黒いズボンに赤いハチマキ？のようなものをまいている。


「あの、勝手に人の家はいんないでくんない？」

「警察が不法侵入・・・・というか土方さん、罰ゲームでもやらされてるの？」


キャラじゃないセリフ。キャラじゃない服装。それに発言から察するに通選組の大将は土方。
これにキャラじゃない組織まで加わった。


かなりこった罰ゲームである。これを指定した。人物はかなりひどいと思う。どこぞのサディスティック星の王子を思い浮かべる。


「いや罰ゲームじゃねぇ！・・・・でござるよ！」



「あ、そっかカナヲは知らなかったアルな。」



どうやら土方さんは以前妖刀に呪われたことがあり、それが取りつかれるとヘタレオタクになる。というものである。なんとか自我を取り戻し、意識の奥底に封印したはずだが、ふとした時にそのヘタレオタクの土方さん。いわゆるトッシーの精神が出てきてしまうことがあるのだという。


「テメェラにわかるか？いい感じのカラーボックスを手に入れて何を入れよおか楽しみしていたらそこに知らないうちに美少女モノのDVDがぎっしり並んでいた時の俺の気持ちが・・・お前らにわかるかこれから決死の戦いに出陣というときに見たこともない友人に小一時間オヴァンゲリオン最終回の是非について語られた時の俺の気持ちが・・・・」



完璧にオタクトッシーの魂を成仏させるためにオタク組織の頂点となり、お通の公式ファンクラブに入るという。


・・・なんかかわいそうになってきた

とくに二個目の例はきつい

ファンクラブに興味はないがトッシーが成仏されるといいねくらいには思う

まぁ自分が公式ファンになるわけじゃないしやれることもないかと再びカナヲはお茶をすする

寺門通公式ファンクラブ決定戦上のピアニスト！！→←オタクって聞くとだいたい良い印象うけないよね

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