Kiss 哲人side ページ24
貴方「眠い…」
さっきまで口達者に喋っていたAは急にダウンしてテーブルに突っ伏していた
ふとしたことに気付いた
なんでAのグラスの中身は減ってないのに
俺のすごい減ってるんだ
もしかして……
哲人「A、もしかして俺の酒飲んだ？」
Aを起こすと顔がほんのり赤くなってる
その上少しお酒の匂いがする
確実に間違えて飲んだな
哲人「未成年なのに何飲んでんだよ…
大丈夫か…？」
だんだん不安がこみ上げてきて
俺はしばらくAの背中をさすっていた
するとAはむくっと起きて
こちらをしばらく見つめて口を開いた
貴方「哲人…」
哲人「ん…？」
貴方「チューして…？」
は？何言ってんだこいつ
哲人「酒に酔ってんだか知らんけど、目を覚ましてくれ笑」
貴方「いや…哲人としたいの…」
哲人「弱すぎんだろ…」
ほんのり赤い頬
見たことないこちらを見つめる甘い瞳
服の隙間から見える露わな肌
これはヤバイだろと思い離れようとしたがいっこうに離してくれない
貴方「キス…」
哲人「…マジで言ってんのか。
そんなにしてほしいならしてやるよ。
あんなに拒んでたのに…」
俺は迷わず言う通りにして
Aにキスをした
危うくここは個室だったから誰にもバレなかったから良かったものの…
前の態度とは違ってAの方も俺を求めてきているような気がして驚いた
角度を変えては深いキス
これがAの本当の姿なのか
それとも素直じゃなくてぶっきらぼうなAが本当の姿か…
どちらにせよ今の俺にはどっちでもよかった
どうかバレていませんように
俺の
.
.
.
.
"本当の気持ち" …………が。
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∞はーちゃん∞ - 哲人は関西弁なんだけどなぁ… (2015年10月31日 15時) (
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作者名：sakura39 | 作成日時：2015年3月3日 17時
