嫌よ嫌よも好きのうち。【山田哲人】 (ページ16)

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喜んでる自分哲人side ページ16

今日は雨でその上台風が近づいてるとかの理由で試合は急遽中止に

その代わりミーティングと
室内での練習をして1日を終えた

予想通り外は土砂降りの雨

人が少ない中車を走らせていたら1人の女の子の影が見えた

誰かと思ったらAちゃん

傘もささずに走っている

そんな彼女を俺は放っておけずにいた

乗らない！とか強引に言ってるけども、クシャミもして見るからに寒そう

野宿でもすれば？笑…と半分バカにしながらも彼女を心配していたのは変わりない

Aちゃんは俺の車に乗り
そのまま家に直行

こんな形でまた会うなんて正直思ってもいなかった

それでもなぜか心の隅で喜ぶ自分がいる

ありがちなやつの、これは恋？とかそういうのじゃないから

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貴方「山田哲人さん、お風呂ありがとう」

哲人「フルネームとかやめろよ笑
下の名前でいいから」

貴方「じゃあ私も呼び捨てにして」

哲人「はいはい、じゃあ俺も風呂行ってくるわ」

Tシャツとズボンを貸したものの

さすがに大きくてダボダボ

冷めたAをよそにして俺も風呂へ直行