55話 祓うこと ページ6
「っ、なんでこっちに?!」
どうする、
「天音!そっちに二体!!」
悠仁の声が聞こえた瞬間、私はもうナイフを振っていた。私は、この人を守らないといけないんだ。おじいちゃんにも、たのまれたんだ、悠仁をたのむ、って
「神木さん?!」
「ごめん……ごめんなさい」
今、去っていった命に手を合わせる。ごめんなさい、私の都合で殺してしまって。ちゃんと後でとむらいますから
「順平、私はもう悠仁に加勢しなきゃだから」
「……でも、君、人を……!」
「心配してくれてありがとう、私は大丈夫だから。順平は外に出て、タクシーを呼んでここに行って。はい、そのお金」
そう言って、高専の住所を紙に書いてわたす。あとは、最近入ったばかりの給料をすべて順平に手渡す
「え?!こんなに大丈夫だよ?!それと、ここはどこの住所なの?!東京って書いてるけど」
困惑している順平に、いいから行って、と言って背中を押す。これで、高専につくことができる。簡単な手紙もメモに書いておいたので、これで家入さんあたりに保護されるだろう
「悠仁!大丈夫?ってナナミン?!」
「……神木さん」
悠仁が戦っているはずのところに行くと、ナナミンがもうついていた。よかった、これでいくらかは安心だ
「虎杖君、あの鼻血は」
「?え、俺が殴った」
「いつ」
「いっちゃん最初」
?なぜかナナミンが悠仁を質問攻めにしている。なにか真人についてわかったんだろうか
「私の攻撃は奴には効きません」
「そして、おそらく、神木さんの攻撃も効きません」
「え?!なんで?!」
「説明は後で。しかし動きは止められます。お互いが作った隙に攻撃を畳み掛けていきましょう。ここで確実に祓います」
「おう!」
「わかった……」
何が何だかわからないし、そもそも私攻撃効かないの?ならいる意味なくね?と思ったが、ナナミンの言う通り、動きを止めることに専念しよう
さっき日本刀の形に変形させた五月雨を使って、二人と一緒に真人に襲い掛かる。でも、とげようなものを全身から出してきた
「そっちがそれならこっちも!」
五月雨の刀身を一気に伸ばして、強度が弱いところを削る。だが、反撃したところであっさり避けられてしまった
「奴は形を変える直前」
「「呪力のタメがある」」
「よろしい」
50人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ