幼なじみに依存されてます【虎杖悠仁】

９５話　女の人 ページ50

「気配も残遺も、全然感じられませんでした！」



コンビニで各々好きなものを買い、少し落ち着いたころ。報告のために、私はそう言って頭を下げていた



「っスか…となるとハズレ。振り出しっスかねえ……」



頭をかかえる新田さん。ホンッ当申し訳ない。土下座しろって言われたらすぐするくらいの心持ちだ←



「でも時間かけちゃまずくね？」



「？なんでよ」



「有名な心霊スポットなんだろ。呪われてる人まだいるかも」



悠仁のその言葉に、確かに、とうなずく。今のとこ助かった人はいない。つまり致死率１００％の呪いだ。このままだと被害者はどんどん増え続ける



「！流行ってたのはバンジーっスよね。飛び降りる、って行為が鍵なんじゃないっスか？」



新田さんが、思いついた、とでも言うようにバンジーのことを言いだしたのだが、もうそれはやってるんだよなあ……



「それはもう虎杖と天音で試しました」



「えﾞ、もしかしてあのビニール紐でとんだんスか？！しかも二人で？！」



「あはは……。」



苦笑いをしつつ新田さんを見ると、信じられない、って顔をしていた。ごめんよ新田さん、本当なんだ



「ああーー！いた！！よかったーーっ！」



「？」



突然背後から自転車の音と大声が聞こえてきたので、思わず振り向く。すると、さっきの不良さんの一人が、自転車の後ろに女の人を連れてこっちに来ていた



「伏黒さーーん！」



「誰だっけ」



「伏黒の後輩だろ。釘崎散々いじってたじゃん」



もう不良さんのことを忘れていた野薔薇に、悠仁が説明する。なにげに悠仁記憶力いいよね



「八十八橋って言ってたから……！ホンッ当良かった！」



不良さんの言葉に、……？と首をかしげる。八十八橋がどうかしたのだろうか


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ここまで読んでくれてありがとうございました！また続編移行です！！


途中で不定期になったのにここまで読んでくれている方たちには、本当に感謝してもしきれません


リアルで忙しくなったので、これからも少しの間不定期になると思います(落ち着いたらまた毎日投稿します)


そして、リクをくださった方、本当にありがとうございました！丁度行き詰っていたところだったので、すごく救われました


これからも、(他の方ももちろんですが)リクを送ってくださるとうれしいです！



絶対に全部書きますので！



長くなってしまいましたが、これからも、幼なじみに〜シリーズ(？)をよろしくお願いします

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