【番外編２】(続き) ページ49
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そのころの私——
「ねえねえ天音ちゃん！あっちのお店のとかおいしそうだよ？！カップル限定パフェだって！」
「それはわかったけど距離が近いなあ。ちょっと離れよっか」
「えー、虎杖君とはいつもこんな距離感じゃん」
「悠仁は別なの！！」
理人の距離がやたらと近い。まあそれはまだいいとしても、さっきからやたらと私と寄り道したがるのだ。寄り道してたらおじいちゃんに怒られちゃうからいやなんだけど
「てかそのパフェカップル限定でしょ？フリで食べれても罪悪感でおいしくない」
「えー、天音ちゃんは真面目だなあ……」
あと、早く帰って悠仁とおじいちゃんに会いたい、というのが一番の本音だったりする。願いは現在進行形で砕かれ続けているが
「私普通に帰りたいんだけど？てかいっしょに帰るって約束したのであって、いっしょに遊ぶとは約束してません！」
私がそう言うと、えー、といって口をとがらせる理人。いちいちあざといなあおい()
「てことで私は帰るからね。ずいぶん遠くまで来ちゃったし……」
電車はお金がもったいないので論外。となると走るしかない！
「じゃ、また明日学校でねーー」
その言葉と同時に全力ダッシュで理人を置いていく私に、理人が何かをつぶやいていたなんて、知りもしなかった
「やっぱり鈍感だなあ……ま、そういうとこがかわいいんだけど」
虎杖side
「やっと抜け出せた……」
なんとかあの女子たちから逃げ切り(？)、いつもの家への道を歩く。もう天音は帰ってんのかなあ、とか、じいちゃんに怒られちまうなあ、とか、そんなことを考えていると
「「あ」」
天音がいたのだ。しかもなんかダッシュしてるし
「悠仁！！」
さらにそのままタックルの勢いで抱き着かれる。俺はうれしいけど、これ俺じゃなかったら吹き飛んでたよ天音？！
「理人ってばなんか遠くまで行くし謎に私にお店に入らせようとするし……。まあ、逃げたけど」
「俺も……なんで女子ってあんなに話長いんだよ……」
「「やっぱり天音/悠仁が一番」」
おんなじことを天音が思っていたことがうれしくて、思わず天音に抱き着き返す。天音は、「ちょ、悠仁？！力強いって？！」と言いながらも、ちゃんと抱きしめ返してくれた
それがあったかくて、うれしかった
ちなみに、じいちゃんに帰るのが遅かったことで二人とも叱られたのは、また別の話
９５話 女の人→←【番外編】※短編集作ったらそっちに入れるかも
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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます！おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです！呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので！ (2022年8月17日 11時) (
レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません！コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...！ (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
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