９２話 公務員さん ページ45
「この人はこの学校長いんスか」
「多分。武田さんは正規の方なんで」
新田さんは、恵にそのことを聞くと、「じゃ、後は任せたっス！」と言って恵に任せて去っていった。丸投げされた恵かわいそう()
それから、恵は武田さん(公務員さん)に亡くなった三人のことをたずねた。丸投げされたのにちゃんとやってるところを見ると、唯一の常識人って感じがするのに
「金田、島田、大和。それに森下か……。亡くなったことにも驚きだが、彼らが卒業してもう２０年近く経つのか……」
そう語る武田さんの目は、本当に過去のことを思い出して、しみじみと語るような目だった
「昨日のことのように覚えているよ。伏黒君程ではないが、問題児だったからね。何が聞きたい？」
「変な噂、黒い噂、悪い大人との付き合い……あとバチ当たりな話とかあれば」
最初の三つはわかるけど、なんでバチ当たりな噂なんだろ。神様怒らせたって、呪いとは関係なくない？
「黒い噂……とは言っても、並の中学生の域は出んよ。だが待て、バチ当たり…………」
考え込む武田さんを見て、何かを思い出したように不良さんが口をはさんだ
「あの、アレじゃないですか？八十八橋のバンジー」
君たち、まだいたんだね、と思いながらも、聞きなれない単語に首をかしげる
「「八十八橋？」」
私と悠仁が、そういいながら恵の方を向く。すると、恵が説明してくれた
「自 殺の名所。この辺で有名な心霊スポットだ」
恵がそう言うと、武田さんが思い出したのか話をつづけた
「おおっ、そうだ。八十八橋で深夜バンジージャンプをするのが、不良少年の間で流行ったんだ。いわゆる度胸試しだね」
「どこの部族よ」
「俺よりバカって意外といるよな！」
「紐どうすんだよ」
口々にそんなことを言い始める三人。野薔薇と恵はただのツッコみだったけど、悠仁の何？？言ってる顔がかわいいからいっか(重症)
「あの、あなたたちはやったんですか？不良……なんですよね？」
とりあえず言ってくれた不良さんに話しかけてみる。すると、野薔薇曰くバカAさんが、あわてたように首を振った
「俺達はやんないっスよ！親世代の先輩とかが話してんの聞いただけで……」
「じゃあもう今はその分化(？)無いんですね」
最初の不良顔はどこへやら。普通に話してくれてるし。意外といい人たちなのでは……？
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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます！おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです！呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので！ (2022年8月17日 11時) (
レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません！コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...！ (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
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