54話 真人 ページ5
「そんな……母ちゃんが……」
「順平、高専に来ない?」
「頼りになる仲間がいっぱいいるの。みんなで協力すれば順平のお母さんを呪った奴もきっと見つかるから!」
「おう。必ず報いを受けさせてやる。いっしょに戦おう」
私の声に続けるように悠仁が言う。でも、その時、順平の後ろから足音が聞こえてきた。一瞬人間かと思ったけど、この呪力量。たぶん、呪霊だ。しかも、相当の強さの
「はじめましてだね、宿儺の器」
「待って真人さん!」
呪霊が出てくると、急に慌て始める順平。でも、そんな言葉はおかまいなしに真人という呪霊は悠仁を窓ガラスにたたきつけた
「っ、え?」
「逃げろ順平!こいつとどんな関係かは知らん!けど今は逃げてくれ!頼む!」
「真人さんは悪い人じゃないから落ち着い「今は私について来て!」
この人?呪霊?が安全だという順平の声をさえぎる。明らかにこいつはやばい。どうにかしないと……!
「順平ってさ、君が馬鹿にしている人間の、その次くらいには馬鹿だから」
……?何の話だ?まさか……
「だから死ぬんだよ」
そう言って、順平に手を伸ばす真人。こいつに順平を触れさせてはいけない、頭が、そう警報を鳴らしている
「変、形」
五月雨を大きく変形させて、順平を守るバリアのような形にする。これなら、あいつでも触れない……!
「……!君、おもしろい術を使うね」
「あなたはだまってて!ごめん、順平!ちょっと手荒だけど!!」
そのまま五月雨で順平をくるみ、ボールのような形にして、そのままこちらに引き寄せる。私の術式は、触れていないと変形させられないので、柄(剣などのにぎる部分)を鞭のようにしてつなげておいたのだ
まあ、これは五月雨じゃないとできないくらいの荒業なんだけど。呪力消費もやばいし。その後、一回順平を真人から遠ざけるために、そのまま五月雨を持って二人から離れた
「……ブッ殺す」
「祓うの間違いだろ、呪術師」
その声が聞こえた後、そのまま外に出てしまった二人を横目に、私は順平の方を見るために、バリア(?)を解いていた
「順平、大丈夫?」
「……神木さん!真人さんは、悪い人じゃ……」
さっきの発言を聞いた後だからか、どんどん声が小さくなっていく順平。まあ、無理もないか。たぶん、知り合いだったんだろう人(?)に殺されかけたんだから
「それで、虎杖君は……」
「あっちで戦ってるよ、だから大丈夫」
その時、二体の改造人間がこちらに飛んできた
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天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
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