87話 片づけ ページ40
「楽しかったな!」
鍋パは終わり、解散した後。私と悠仁はその片づけに追われていた
「楽しかったけど、いきなりみんなを呼んだのは許してないからね」
「それは本ッ当ゴメン!!」
「……まあいいよ、楽しかったのはホントだし」
手を合わせて、ゴメン!と謝る悠仁に、私は結局許してしまった。いつもこれだなあ……悠仁から謝られるとだいたいのことは許しちゃう
「でも」
「……?」
「今日は恵の部屋で寝ること!布団はあげるから!」
流石に悠仁と言えど、同じ部屋で寝るわけにはいかない。前の添い寝は別!!事情が事情なので!!(わかんなかったら35話あたりを見てね)
「えー、でもせっかく恋人になれたんだしさあ」
「それとこれとは別です!じゃあ恵に連絡しとくからね」
強引に、悠仁に布団を持たせて部屋から出す。それから恵に電話をかけた
「もしもし、恵ー?起きてるー?」
『……起きてる』
「寝る直前だった?ゴメン!」
明らかに眠そうな声で言われたら、流石に罪悪感がわく。でも、他に悠仁をあずけられるとこなんてないしなあ……
「それで、悠仁をあずけたいんだけど……」
『俺に拒否権は?』
「あるけど、私に同じ部屋で寝ろと?」
『……わかった、虎杖は?』
なんとか承諾してくれた恵に、ありがと!と言いながらもう悠仁が向かっていることを伝える
『最初から俺に拒否権なんて無いじゃねえか』
「追い返されたらどうしよっかなって思ってた」
私がそう言うと、恵はため息を吐いた。ゴメンね、恵。変なことに巻き込んでばっかで(原因)
『俺はもう寝るから『伏黒ーー!』
「……悠仁着いた?」
恵がなにか言いかけた時、スピーカーでもないのに聞こえるほどの大声が聞こえた。これは絶対に悠仁だ
『虎杖……』
恵が大変そうなことなんて知らない。疲れたのだ。恵におやすみー、と言って電話を切る
「んー、後どうしよっか」
現在時刻、22時。別に寝てもいいのだが、なんかもったいない気がしてならない
「まあいっか。寝よ」
結局寝ることにして、ベットに寝転がる。さっきまでは全然だったのに急に襲ってきた眠気に勝てなくて、そもそも勝つつもりもないので一瞬で深い眠りに落ちて行った
こうして、私の騒がしい一日は幕を閉じた
50人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天泉(あまみ) - まちゃ。さん» まちゃ。さん、コメントありがとうございます!おもしろいので出してみたいですね……、もしよかったら、ライバルキャラを誰にするかアドバイスしていただけるとうれしいです!呪術廻戦のキャラにするか、オリキャラにするか、などでもいいので! (2022年8月17日 11時) (レス) id: 5384ba1270 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - 誤字りました (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - あ…すみません!コメント失礼します汗まだ更新されるてましたね...! (2022年8月16日 15時) (レス) id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ。 - ゆうじ君に夢主ちゃんをめぐって、ライバルとか出して欲しいです...終わってるけど…。 (2022年8月16日 15時) (レス) @page25 id: c844f3a718 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ